TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

桃青 通報×

黄くんに怒られろ!というのが 多かったので怒られてください

ぅわ、

スマホを開くと大量のメッセージに 思わずベッドから落ちてしまった

廊下の方からドタドタと走ってくる音 そして扉が勢いよく開かれた

大丈夫か、?!

ぁ、うん

それよりこれッ

…まじか、笑

るぅとくんからの大量の怒りも 入っているメッセージに あちゃーという顔をするさとみくん

反省してないなこいつ

それより時間大丈夫そう?

え、

メッセージに気を取られて いつもより遅い時間に目が覚めたことに気がついた

遅刻するッ、!

朝ごはん、

ご飯なら俺作った

ぇ、作れたの、?

…うん

顔が曇ってるぞおい

気まずそうに作ったものを出してきた

見た目は普通に美味しそうな卵焼き

…げほっ、けほっ?!

ごめんッ水、!

しょっぱ…

砂糖は青色の蓋の方だってば、!

普通塩って青色じゃねーの?

違うよ、!

って、もう行かないとッ

慌てて立つ僕とは裏腹に 悪巧みするような顔のさとみくん

もうサボっちゃおうぜ~

ぁ、ラブホ行っちゃう?

いつもならさとみくんに流されるまま 頷いていたが、今日は断った

るぅとくんに怒られるから

忘れてた、笑

んじゃあ、急ぎますか

手繋ぐ?

へ、

…ぅん

ん、

って、駄目だよ

駄目なの?

さとみくんと付き合ってる、のか 分からないけど

一緒に住んでいることと、付き合って こともみんなに秘密にしている

それなのにこんな手を繋いで一緒に 登校している所を見られてしまったら

そっか秘密にしてるもんな

離した方がいいって言ったのは僕なのに

離して欲しくないと言えばよかった

俺どっかで時間潰してから行くから

ころんまたな

うん、またね

お、ころんきた

おはよ

あれ、みんなは?

みんな?

あー、あいつら休みだよ

ころんも休むと思ってた

…やっぱり帰る

おー言っといてやる

じゃあな

さとみくッ、!

あれ?学校行かなかったの

みんな休んでるって

多分るぅとくん家行かないと

謝りに行くかぁ

おいさとみ

はい

よくやってくれましたね

切腹で許しますよ

いやぁ、俺も悪いけどさぁ

りいぬも悪いべ

…うちのさとみがごめん

次やったらころちゃん襲いますよ

冗談ですよ

さとみくんみたいに僕は誰でもってわけじゃないんで

こ、ころんはだめっ

ぁ、え、?

いやだから冗談ですって

あのー買い出し行ってきて?

2人で行ってきてください

ん、

ん″っ、けほけほっ

りいぬ辛いね、大丈夫、?

りいぬくん、

こんなに弱ってるりいぬくん 初めて見たかも

それにるぅとくん すごい心配そうに見てる

僕も僕だけを愛して欲しい

さ、とみく

ん?

かえろ

長居しすぎても、あれだし、

帰ればしてくれるかも

して欲しい

いつから自分から求めるように なったんだろ

さとみくんのせいにしとこ

そうだな

るぅと俺ら帰るな

まだいたんですか

あ、んだよ

りいぬ早く良くなれよー

んぅ、

ありがとうございました

いえいえ、

またね

疲れたなー

そだね

ころん

ん、?

ちゅっ、くちゅ、ちゅ

んむっ、ぁ、♡

昨日キスしか出来なかったからさ

今日はヤろ?

…いいよ

もっと締めて

んっ、ぅ、

そうそう、いい感じ♡

ぉ″、んっぅ、♡

びろん

ん、もしもしー?

え?いま?

ちらっ

また女の子から電話

さとみくんはそういう人 僕だけを愛してくれない

構ってくれるだけ、こうして一緒に 住んでるだけ他の女の子たちより 特別って思わないと

静かに抜こうとしていると さとみくんは逃がさないという感じで 僕の腰を掴んだ

ぅッ、?!

いきなりの出来事に声が出そうになり 必死に口元を抑える

さとみくんは悪戯っぽく笑っている

バレたら僕のせいで怒られるってのに

今週の日曜空いてるけど

ん、デートな

ぇ、

ぁ、

デートという単語を聞き 思わずさとみくんの腕を掴んでしまった

駄目、さとみくんは重い人嫌いなんだよ

聞こえた?

…デートでしょ、?

そ、

ご飯いらない?

いや、いる

ころんのご飯好きだから

ご飯は、好き

ぁっそ、

てかさっきどしたの?

なんでもないッ

なんで腕掴んだの?

今日は簡単に逃がしてくれない

ほんとに、なんでもないから

…ごみついてただけ

ほ~ん、?

すっごい怪しまれてる

ほんとは、?

っ、お風呂入るッ、!

ぁ、

っ、はぁ

…ぅ、うぅ、ぁ、泣

僕だけにしてよ

でもそう言ってさとみくんに めんどくさいと思われたら

それだけは嫌だ

それならずっとこのままでいい

僕が我慢すればいいだけ

真っ白な僕の身体が鏡に映る

りいぬくんの肌とは違う

キスマもなにもない

着替える時大変そうだったけど 僕には嬉しそうにも見えた

だって愛されてる証拠じゃん

さとみくんは僕1番じゃないから 何も残るものはしてくれない

一時的に満たされる愛だけ

なんだかんだ付き合ってる

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,310

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚