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その日の夜。

シゼを転生させ、支えた破壊神は 光となって消えてしまいました。

そしてシゼは

悪魔がこの世界にいるという 真実を知ったまま

残りの転生人生を 進むこととなったのです。

シゼ

…。

シゼ

シゼ

…結局

シゼ

一睡もすることができなかった。

シゼ

(小説を書き終わった途端に、悪魔がいなくなるなんて…私の人生いろいろ置きすぎでは?)

シゼ

シゼ

もし悪魔が来たら、絶対に悪魔は私を狙いに来るよね…。

シゼ

もし遭遇したらどうしよう…。

シゼ

何か対策を取らなきゃ。

シゼ

(でもその対策が分からない…)

シゼ

(転生者向けの助言を書いた本とかがあればいいんだけど…。)

シゼ

シゼ

!!

シゼ

そうだ!転生者!

「転生者の名前はクマイド・カーリア、隣国で王子をしているそうです。」

シゼ

クマイド・カーリア…!

シゼ

(先に転生している彼なら、悪魔について何か知ってるかもしれない!)

シゼ

可能性は薄いけど、調べてみるか!

シゼ

シゼ

早速図書室に行こう!

シゼ

えっ!?

シゼ

なにこれ!

シゼ

はぁっ!?

シゼ

(なんで…!?)

シゼ

(図書室は私のオアシスなのに!)

ねぇ聞いた?

シゼ

シゼ

?…

聞いた聞いた。

クマイド・カーリアが王様に 手紙をよこしてきたんでしょ?

『拉致した軍師を返還し、 クリジアから撤退せよ』って…

本当にもうやめてほしいわ。

シゼ

シゼ

(クマイド・カーリアが?)

ローゼ女王は、なんて?

「クリジア人がクマイド王子の支援を仰いだとして、今日から疑わしい人物を徹底的に調査する」って

ここにいるマリアと シゼっていうクリジア人は どうなるの?

私、アイツらが糸を引いてるって 夫から聞いたんだけど

うーん。

私もそうだと思うのだけど… 王様は証拠が集まるまでアイツらに 規制をかけるみたい、

ここの図書館みたいにね。

シゼ

!…

シゼ

シゼ

(なんてこったい…)

シゼ

(タイミングが悪すぎるよ!)

シゼ

(私達…勝手にスパイだと疑われてるんだけど!?)

シゼ

(なに内通者って!?私とマリアそんなに怪しい行動取ってた?)

シゼ

(女王もっと真剣に調査してよ!)

シゼ

…。

シゼ

やばいな…

シゼ

この感じだと、

シゼ

私がクマイド・カーリアについて調べてるところを誰かに見られたら、

シゼ

絶対にスパイだと思われて捕まるよね…。

シゼ

(本当にタイミングが悪すぎる!)

シゼ

はぁあ〜…。

とんとん、 (誰かがシゼの肩をタッチする)

シゼ

っ…?

レン

シゼ。

シゼ

レンさん!

レン

探したよシゼ。

レン

図書室に入ろうとしていたの?

シゼ

は、はい…。

シゼ

でも閉まってました、しばらく使えないみたいです…。

レン

そっか…。

レン

クマイド・カーリアっていう王子のせいなんだよね、かわいそうに。

シゼ

はい…。

シゼ

まさに今クマイド・カーリアについて調べてたかったのに…。ボソッ

レン

レン

クマイド・カーリアを?

シゼ

はい。私、彼について調べた…

レン

シゼ、ちょっと黙って。

シゼ

へ?

レン

…。

レン

レン

レン

シゼ!大変だ!

シゼ

シゼ

えっ?何がですか?

レン

こっち!

ガシッ、グンッ!

(レンがシゼの手を引っ張る)

シゼ

えっ、ちょ…っ

シゼ

どうしたんですか急に!

 

 

 

セシル

…。

ルドルフ

…。

ドタドタドタドタッ!

バタンッ!

シゼ

はぁっ、はぁっ…

レン

…。

レン

レン

よし、ここまで来れば大丈夫…

シゼ

はぁっ、はぁ、な…

シゼ

なんなんですか、いきなり走ったりして…

レン

…つけられてた。

シゼ

レン

シゼ、ギリカールの貴族に監視されてたよ。

シゼ

えっ!?

レン

それも見ていたのは外交大臣とルドルフだった。

シゼ

!…

シゼ

ルドルフ…?

シゼ

(外交大臣はセオドア様のお父さんだったよね)

シゼ

(でもルドルフって誰…?)

レン

ルドルフは従者の学力試験で1位だったセオドア様の執事さ。

レン

派手な者好きで、常に目が笑ってる…気持ち悪い男だよ。

シゼ

シゼ

(あの時のかっこいい人か!)

レン

彼は君を瞬きもせずにじっと見ていたね。

シゼ

!…い、

シゼ

一体なんでそんな人達が私を?

レン

きっとクマイド・カーリアのことで君のことを怪しく思ってるんだろう。

レン

君は周りからも肝の座った賢い子として通ってるし

レン

クリジア人として異例の出世を成し遂げてるんだから。

シゼ

…。

シゼ

(こっっっっわ…!)

シゼ

(全く気づかなかったんだけど。)

シゼ

も、もう来てませんよね…?

レン

うん。

レン

ここは僕しか入ることが許されてない部屋だから安心するといいよ。

シゼ

シゼ

よかった…。

レン

僕が早めに気づいててよかった。

レン

さ、そこに座って

レン

あったかいお茶を淹れてくるよ。

シゼ

ありがとうございます。

シゼ

ん…。コクコク

レン

大丈夫?

シゼ

はい、ほんの少しですがホッとしました。

レン

そう、よかった。

レン

レン

それで、

レン

シゼはクマイド王子について知りたいの?

シゼ

はい。

シゼ

どうしても彼についての情報を知りたいんです

レン

そうか…

レン

なら、ここにある本を調べてみる?

レン

一冊だけだけど、クマイド王子の国についての本があるんだ。

シゼ

!、いいんですか?

シゼ

ぜひ、読ませてください!

レン

わかった。

レン

ちょっと待ってね。

レン

よいしょと

(レンが台に登る)

シゼ

シゼ

だ、大丈夫ですか?台がグラグラしてますけど…

レン

平気平気

レン

よし、取れた

レン

これだよシゼ!これが…

クラッ!

レン

あ…っ!

シゼ

!!

シゼ

(やっぱり!)

シゼ

レンさん!危ない!

シゼ

わっ…!

ドサッ!

シゼ

う…っ!

シゼ

いったぁ〜…。

シゼ

(咄嗟の判断で受け止めちゃった。頭が痛い。)

シゼ

(レンは大丈夫かな?頭は私の胸に乗ってるけど…)

レン

ん…。

レン

シゼ…大丈夫?

レン

レン

!?

レン

ぶはっ!?

シゼ

(後ろに倒れたレンが 起き上がったことで、 シゼを押し倒したかのような 体制になる)

シゼ

あっ…

シゼ

えあ、あのっ…そのっ。

レン

あ、ぁああっ!?

レン

ご、ごご…ごめん!!ごめんッ!

バッ!

レン

ぼ、ぼくシゼを押し倒しちゃった!ごめんね!

シゼ

あ、いえいえ…こちらこそごめんなさ、

レン

いやいや!謝らないで!

レン

僕、ちょっと外行ってくる!!それじゃ!

シゼ

あっ、ちょ…!

シゼ

レンさん…!

バタンッ!

レン

ッ〜!///

レン

(シゼを押し倒しちゃった!シゼを押し倒しちゃった!)

レン

(僕のすぐ下に、シゼが…!)

レン

っ…。

レン

(どうしよう僕ーッ!!)

レン

(真顔にならないよ!!)

レン

レン

…。

レン

シゼ…。

レン

(戸惑ってるのも、かわいかったな…)

レン

シゼ…//

レン

ッ、だめだ…

レン

いつもの顔に戻らなきゃ…!

 

 

 

 

ルドルフ

もし、そこの方

レン

レン

(ルドルフ…!)

ルドルフ

クリジア人のシゼ・ノーディンと一緒にいましたよね?

ルドルフ

彼女が今どこにいるか

ルドルフ

この僕に教えてもらえませんか?

レン

!…

第7話 おわり

とある物書きの挑戦譚 【第三期】

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359

コメント

3

ユーザー

更新ありがとうございます!!!!!!!! 久々の物書きシリーズ心に染みました…!本当にありがとうございます! シゼちゃん押し倒しちゃって焦るレンくん可愛すぎませんかねぇ?! そして浮かれているレンくんの元に現れたルドルフくん! 喋り方がもうなんかすごく好きです!!!!!!(語彙力の低下)

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