テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

た、ただいま…

おかえり、ないこ!

で、りうらと一緒に
帰ってどうやった?

やばい…

え?も、もしかして…

りうらと付き合えたー!!泣

うおおぉぉ!!おめでとう!!✨

ガバッ

んおっ!?

まろに勢いよく抱きつかれる

そしてめちゃくちゃ頭を撫でられる

ちょ、髪ボサボサなる!!

別にこの後外出んねんからええやろ!

それとこれは別でしょ!

え〜?

まったく、、、

喜んでくれるのは嬉しいけど 大袈裟すぎだ

俺だってりうらと付き合える なんて夢みたいだ

今でも信じられないぐらいだ

まろは自分のことのように、 いやそれ以上に喜んでくれる

でも、他人のことを考えすぎて 自分を蔑ろにするのは やめて欲しいと思う

まぁ、まろありがと

いろいろサポートしてくれて

どういたしまして!

あ、アニキにも報告せんと!

そうだね!

スマホを開いて アニキにメッセージを送る

アニキからお祝いのメッセージと 可愛らしいポメラニアンの スタンプが送られてきた

ふふっ

どうしたん、ないこ?

アニキのスタンプが可愛くて
ギャップ萌えだなーって思ってさw

確かにアニキかわええもん
好きやもんなw

アニキはイカつい見た目の割に 可愛らしいものが好きだ

ポメラニアンが大好きだと 前に語ってくれた

ピコンッ

あれ、メール?

誰からなん?

え、りうらから!?

おぉ、よかったやん!

で、なんて来たん?

俺は緊張しながらも メッセージアプリを開く

『明日一緒に学校行かない?』
だって…

ええやん!恋人っぽくて!

確かに恋人っぽい…

一緒に登校するのは 恋愛漫画でも定番だ

えっと「もちろんいいよ」、と

俺がそう送るとひよこの ありがとうスタンプが返ってきた

りうららしい可愛らしいチョイスだ

うぅ〜、緊張する…

ないこやったら大丈夫やって!

まろに励まされて少し勇気を貰う

せっかくの機会なのだから いい思い出になるようにしたい

じゃあ明日は
アニキと二人で登校か〜

そうなるね

アニキを独り占めできるなんて
嬉しすぎるぅ!!✨

相変わらずアニキのこと大好きだねw

もっちろん!

まぁ、ほとけへの好きとは
ちゃうけどなw

わかってるよw

アニキは敬愛と友愛で、 ほとけっちは恋愛的に 好きなことぐらいわかっている

まろは前世の頃からアニキが大好きだ

俺も友達として好きだけど、 あそこまでオタクのように 好きなレベルではない

でも、なんだかんだ まろは俺のことも好きだ

寝起きはよく俺に抱きついてくるし、 手を繋いでくるのもしょっちゅうだ

俺もほとけと付き合えたらな〜…

悲しいけど、今のとこ
あんま脈なさそうだよね

そうなんよなぁ…

ほとけっちがまろを 好きそうな素ぶりは全然ない

仲は良さそうだけど、 恋愛にはまだ発展しなさそうだ

せっかくだから 二人の恋を応援したいところだ

なんか大きなアクション
起こしてみるとか?

それって具体的に
どうしたらええん?

んー、例えば…

二人でどこかに出かける、
放課後一緒に帰る、
既成事実を作るとか?

2個目まではええとして、
3個目なんやねん!?

既成事実って何すんねん!?

キスとか?

付き合ってへんのに
キスするんはアウトやろ!

え〜…

じゃあハグ?

それは俺が尊さで死んでまうわ!

わがままだな〜…

わがままちゃうわ!

あれもこれも嫌がって わがまま以外の何者でもない

…まぁ、俺が無茶振りしてる 自覚はあるけど

…とりあえず2人で出かけると
一緒に帰るは挑戦してみるわ

既成事実は?

やるわけないやろ!!💢

ざ〜んねん…

まろを揶揄うのは面白い

ちゃんと真面目に取り合ってくれる

だからこそやめられない

それに…

まろがいろいろ俺たちのために やってくれたことに感謝してる

本人は気づかれてないつもり だろうけど俺は全部わかってる

なら今度は俺の番だ

その前に少し 揶揄わさせてもらうだけだ

あと、一人で抱え込む罰だ

よいしょっと、

え、なに!?

とりあえずまろを ソファに押し倒した

うん、これは…

エロいね

はぁ!?

ちょ、暴れちゃダメでしょ?

ジタバタと抵抗するまろを なんとか抑え込む

あ、本気で焦ってる

かーわいいw

な、ないこ…?

なぁに、まろ

今から何するつもりなん…?

んー、逆に何されたい?

へ、

抱かれたいなら抱いてあげるけど

俺ら双子やで!?

別にいいじゃん

BLで兄弟の禁断の愛は定番でしょ

俺は結構好きだけどな〜…

お前にはりうらおるやろ!

りうらは恋人じゃん

てかないこに抱かれるんは
ちょっと…

んー、かと言って まろに抱かれるのは 解釈違いだな…

そう?

じゃあどうしよっか

せめてハグぐらいがええわ…

ハグね、じゃあまろから来てよ

俺から…?

そう

まろは困惑しながらも 腕を広げて俺に抱きつく

かわいいね…

吐息を含ませて耳元で囁く

んっ…

まろが艶っぽい声を出す

…流石にここでやめておこう

よいしょ、っと

まろを抱き上げて ソファに座らせる

ないこたん…?

双子の戯れは
ここまでにしとこうか

これ以上は恋人になったあとの
いむにやってもらいな

お、おん…

困惑するまろに 笑いが込み上げる

www

ほんとまろは罪な男だねw

まろの顔に?が浮かんでいて 可愛く感じた

よしよし…

ん…

頭を撫でれば 猫のように擦り寄ってくる

これをいむの前でできればなぁ…

(あ、いいこと思いついちゃった)

俺は完璧な作戦を 思いついてしまった

早速りうらに連絡する

快く引き受けてくれてよかった

明日が楽しみだ

ん、ふわぁ…

欠伸をしながら 制服に着替えていく

いつも以上に 身なりに気をつける

髪もいつもより気合を入れて セットしただけあっていい感じだ

できた、!

鏡で変なところがないか確かめる

ネクタイを綺麗に整えれば完璧だ

よし、

俺は気合いを入れてりうらとの 待ち合わせ場所に向かった

(ちょっと早く着きすぎたな…)

まだ来ていないりうらに いつやってくるかドキドキする

落ち着くためにピアスを触れる

ずっとつけている りうらに選んでもらったピアス

ほんのり赤っぽくてりうら色に 染まっているような気がする

…なんて、ちょっと重いだろうか?

ないくーん!

りうら!

俺の彼氏可愛いすぎん!?

俺を見つけた瞬間のあの笑顔…

あれだけでご飯5杯はいける()

でも、冗談抜きで愛しすぎる

ないくん今日も可愛いね!

あり、がとう…///

りうらもかっこいいよ…?

んふ、ありがとう!

りうらの言葉に嬉しさと恥ずかしさが 同時に湧き上がってくる

真っ赤になっちゃって可愛いね?

あぅ…///

朝から供給過多で 尊さによって爆発しそうだ

付き合った瞬間かっこよくなるの 本当にずるい

でも、可愛さもあって これは沼確定だ

本当にりうら好きぃ…

俺はそう言いながら りうらに抱きつく

俺も大好きだよ

ずっと離さないから…

うん…♡

このヤンデレ感、最ッ高…!♡

独占欲も愛の重さも 俺は全部愛しくて仕方ない

りうらと付き合えたんだから 絶対に別れないし、飽きさせない

俺以外に目移りなんてさせるわけない

常に最高の恋人で居続けるんだ

じゃあそろそろ行こっか!

うん、そうだね!

んー…

体を軽く伸ばしながら まろが来るのを待つ

ないこはりうらと一緒に 登校するらしい

二人が無事付き合えて ホンマによかった

アニキー!

お、まろ!

おはようアニキ!

おう、おはようさん!

まろは相変わらず 少し眠そうやけど元気や

 

おーい!!

ん?

おはようまろちゃんに悠くん!

え、初兎!?

おはよー…

ほとけ!?

突然現れた初兎とほとけ

初兎はいつも通り元気そうで ほとけは朝が弱いんか眠そうや

まろはすごい焦っとって、 軽くバグっとる

#¥$※%£€!?

ん?いふくーん?

大丈夫ー?

ちょっと大丈夫ちゃうかも…🌀

そっかー…

眠そうな二人が 中身のない会話をしとる

この二人はほっといて 初兎の方を見る

すると苦笑いを浮かべとった

どうしたん、初兎?

あ、悠くん!

いむくん朝弱いから
無意識に変なこと
してまいかねんのよなw

へー、あのほとけが…

でもまろも朝はあんま
頭回ってへんからなー…

それってマズいんちゃう?

…確かに

あの二人をほっとくんは 嫌な予感がする

二人で意を決して振り返る

んー、かわいいね…

嬉しい…///

んふー…

ほとけがまろの頭を 撫でながら可愛がっとる

まろは嬉しそうに猫みたいに 目を細めて笑みを浮かべとる

どういう状況なんや…?

さぁ…?

俺と初兎は首を傾げるしかない

何があってあの状態に なったんかが全然わからへん

おーい、お二人さーん?

しょーちゃーん…?

んぅ?

そろそろ学校行くで〜

はーい

ん!

大丈夫か?まろw

あにき!あにき!✨

おぉ…⁉︎

まろが俺に勢いよく抱きつく

スリスリとまるで猫のようや

いふくん猫さんみたーい!

せやなw

まろちゃんと歩いてな?

はーい!

こうして不思議な 4人の登校が始まった

ちなみに昼休みに 眠気が完全に飛んだまろが、

真っ赤になっとったんは 言うまでもない()

転生先は推しゲームの世界!?【水青・赤桃・白黒】

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,008

コメント

4

ユーザー
ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚