一覧ページ

君に花束は似合わない

第35話 - 第33話 2属性の可能性と動く影

637

2025年06月08日

#ワイテルズ

#学園パロ

#能力パロ

#転生パロ

#sm

翠(´・ω・｀)

翠

第33話です(*´∀`*)

翠

( ੭*¯꒳¯)੭ﾄﾞｿﾞ

蒼穹の砦

きりやん

『空雷小槌』

きりやん

(さて、とりあえず武器は出してみたけど…)

きりやん

(相手は死霊術を使った攻撃がメイン)

きりやん

(さっきみたいに電気で死者達を動けなくすれば多少戦局がこっちに傾くはず…！)

ビフロンス

(さてどうしたものか…死霊術による攻撃では無駄に魔力を消耗するだけ)

ビフロンス

(伯爵の地位に立つ他の奴らと違って決定打になる攻撃は持っていない)

ビフロンス

(アレが効けばいいんだがな…)

きりやん

『電光石火』

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘｯ…ｼｭﾝ……

ビフロンス

『落葉』

ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻｯ

ビフロンス

ｸｯ…

ビフロンス

(やはり軽く受け流す事が精一杯だな…)

きりやん

(効いてる？もしかしてコイツ、死霊術以外は大した事ない？)

きりやん

(だったら尚更攻めるしかない！)

きりやん

『雷光槍電』！

きりやん

【雷の槍を何本も生成して投げる】

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ…ｼｭﾝｼｭﾝｼｭﾝｼｭﾝ…

ビフロンス

『怨念』

きりやん

は…？

ﾄﾞｽｯ

きりやん

(体が…重い……)

ビフロンス

こっちなら効くのか

きりやん

何を、した…

ビフロンス

死霊術で操っていた死体の怨念をお前に取り憑かせた

ビフロンス

怨念は呪いとして生者を縛る、今のお前にはこれで十分だ

きりやん

(身動きが取れない…魔法は……ダメだ、魔力が体の中に滞っているみたいに上手く使えない)

ビフロンス

俺の攻撃ではお前を殺すのは無理でも、その辺の死体にやらせればいい

ビフロンス

すぐに送ってやる

きりやん

(どうしよう…何か手はないか……？)

魔法の森

きりやん

ルリさん、俺に話って何ですか？

ルリ(獣人)

確かきりやんは2属性持ちだったよな

きりやん

そうですね、Nakamu達は1つしか属性を持ってないので、2属性持ちという事が俺の1つの特徴だったりしますね

ルリ(獣人)

そうだな、ならその2属性を上手く自分の魔法に落とし込んでいけ

きりやん

確かにそれは強いですけど、言うて少ししか使えませんし

ルリ(獣人)

そこが勿体ないんだよ、せっかく2属性持っているのに可能性を全部潰している

ルリ(獣人)

2属性を上手く使った合成魔法なら大抵の奴らに渡り合えるのに

きりやん

それは…そうですけど……

ルリ(獣人)

そうだな…確かきりやんは魔石にも興味があるんだったか？

きりやん

え？あ、はい…実際魔法武闘大会でもNakamu相手に使った電磁フラスコも魔石の原理を利用したものですし…

ルリ(獣人)

そうか、ならこれを渡しておこう

ｶﾁｬ

きりやん

魔石…？でも何か違うような……

ルリ(獣人)

これは高純度の魔力を持った魔石だ

きりやん

高純度の魔力！？魔石の中でもそれって1年に1回採掘できればいい方だって言われるレベルのものじゃないですか！！

きりやん

しかも沢山…

ルリ(獣人)

まぁ魔石の価値はさておき…これを使って合成魔法の練習だな

きりやん

こんな貴重なものを使うんですか…？

ルリ(獣人)

あぁ…安心しろ、いくらでも持ってるから

きりやん

え！？

ルリ(獣人)

単純な魔石に俺の魔力を入れ込めば作れるから

きりやん

流石ルリさん…(´｀;)

ルリ(獣人)

さ、早速魔石を使って特訓だ

きりやん

(そうだ、ルリさんに貰った魔石…)

きりやん

(まだ何個か残ってる…)

きりやん

(使おう、何とかしてこの危機を乗り越えないと…！)

ﾊﾟﾘﾝｯ

きりやん

…『電雷採光』！

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ…

ビフロンス

ｸﾞｯ…

ビフロンス

(何だこの威力は…そもそも怨念を食らっているのにどうして……)

きりやん

『光玉雷斬』

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ…ｻﾞｼｭｻﾞｼｭｻﾞｼｭ

ビフロンス

ｶﾞﾊｯ…

MOB(使い回し)

ｳﾞｯ…

MOB(使い回し)

ｱｧ…

ビフロンス

(死体もまとめてやられた…コイツ、魔石を使ってここまでできるのか…)

ビフロンス

ﾊﾞﾀｯ

きりやん

やった、のか？

きりやん

よし…とりあえず皆と合流しよう

リヴァイア

…全員倒されたか

ルリ(獣人)

俺が全部仕込んだからな、当然だ

リヴァイア

とはいえ、本当は心配だったんじゃないのか？

ルリ(獣人)

…さぁな

リヴァイア

さて、我らもお前の仲間の元へ向かうとしよう

ルリ(獣人)

…なぁ、1つ頼みがある

リヴァイア

何だ？

ルリ(獣人)

ここでの話、アイツらに言うな

ルリ(獣人)

…特に俺のことはな

リヴァイア

なぜだ？

ルリ(獣人)

今はアイツらに負担をかけたくない

ルリ(獣人)

それに…これは関係ない事だ

リヴァイア

…いいだろう

リヴァイア

さて、転移魔法で向かうとするか

リヴァイア

『転移』

ｼｭﾝ…

ルリ(獣人)

皆無事のようだな

Nakamu

ルリさん！

きんとき

はい、皆倒してここに集まっていた所です

Broooock

それで…そっちは……？

リヴァイア

我は七つの大罪、嫉妬の悪魔リヴァイアサン

リヴァイア

長いからリヴァイアで構わんぞ

リヴァイア

まぁお前らをここに呼び寄せたのは我だ

シャークん

まさかの元凶…

ルリ(獣人)

でも安心しろ、コイツに敵意はない

きりやん

はぁ…

きんとき

そうだ、遺産は！？

リヴァイア

遺産？あぁ、もしかしてこれの事か？

リヴァイア

【細長い角がついたネックレスを見せる】

リヴァイア

これだけ随分と強固な守りがしてあったんでな

きんとき

じゃあ…これが先人の遺産？

シャークん

じゃね？他にそれっぽいの無さそうだし

ルリ(獣人)

…青龍の角が使われているな

リヴァイア

そうだな、青龍のネックレスとでも言おうか

きりやん

青龍？

ルリ(獣人)

四神だ

ルリ(獣人)

四神は自然界の調和を象徴する神だ

ルリ(獣人)

おそらく四大貴族が管理している箇所にも、四神のものが先人の遺産としてあるのだろう

Nakamu

そうなんですか

リヴァイア

まぁ我はその遺産とやらに興味はない

ルリ(獣人)

じゃあ何で持ってきたんだよ…(-ω-；)

リヴァイア

ただ気になった、それだけだ

リヴァイア

それに…これはお前が持っておけばいいだろう

きんとき

俺…ですか？

ルリ(獣人)

まぁそうだな、ここはお前の家が管理している場所だしな

きんとき

…分かりました

きんとき

【ネックレスを受け取り、自分の首にかける】

Nakamu

いいじゃん、似合ってるよ

シャークん

だな

きんとき

そう？

ルリ(獣人)

さて、とりあえずこの後はどうするか

きりやん

ひとまず一旦戻って報告した方がいいんじゃね？

Broooock

うん、その時に今後の行動についても考えればいいし

ルリ(獣人)

リヴァイアはどうするんだ？

リヴァイア

我か？我も戻る、このやられた悪魔共とな

リヴァイア

またいずれお前達とは会う事になるだろう

リヴァイア

我はお前達には敵対意識はないが、こちらに来る時には十分用心する事だ

ルリ(獣人)

ご忠告ありがとさん

リヴァイア

では我は行く、健闘だけ祈っといておこう

リヴァイア

『転移』

ｼｭﾝ…

Nakamu

…悪魔といっても他の奴らと違っていい人？でしたね

きんとき

まぁ出会った他の悪魔と比べてね、他はよく分からないし

ルリ(獣人)

まぁ、一先ず戻るとするか

悪魔城王の間

リヴァイア

ふぅ…

リヴァイア

(流石にエリゴスら5体を運ぶのは骨が折れるな)

？？？

なんだ、戻っていたのかリヴァイア

リヴァイア

まぁな

？？？

その様子を見るに討伐は出来なかったんだな

リヴァイア

そうなるな

リヴァイア

それにしても……随分と手荒い事をするんだな、サタン

サタン

そりゃそうだろ、今邪魔される訳にはいかねぇんだから

サタン

まだまだ調整中なんだ、上手くいくと思ったんだかな

リヴァイア

何か問題あったのか？

サタン

俺的にはもっと前に終わるはずだったんだがな、感情や記憶の調整に思った以上に時間をかける羽目になったんだ

リヴァイア

なら今回我に討伐を依頼した理由は何だ？

サタン

単なる牽制だよ、この1年烏を通じて見てたけどあっちも強くなっている

サタン

正直な話、いつこちらに来てもおかしくない

リヴァイア

そうだな、我も遠くで気配を感じていたが、かなり我々に対応できる戦闘をしていた

サタン

俺が行っても良かったが、手が離せないんでな

サタン

それに他の奴らも今はいないからな、だからお前に頼んだんだ

リヴァイア

そうなのか

サタン

というかお前、他の奴らに任せて大した戦闘しなかっただろ

サタン

お前が戦闘嫌いなのは分かるがな

リヴァイア

まぁ流石に分かるか

リヴァイア

だが、色々分かったこともある

サタン

何だ？

リヴァイア

やはりあのフェンリル、アレに関与している

リヴァイア

まぁ揺さぶりをかけても何も言わなかったがな

リヴァイア

だが、あの様子を見るに他の奴らにまだ言ってないのだろう

リヴァイア

いや、言えないが正しいんだろうが

サタン

なるほどな…

サタン

まぁいいや、今は調整に戻らないと

リヴァイア

そうか

サタン

とりあえず今は休んどけ、いずれまた戦闘に身を投じないといけないからな

リヴァイア

言葉に甘えてそうさせてもらうよ

ｶﾞﾁｬﾝ

サタン

………

サタン

…早急にあのフェンリルを何とかしないとな

翠

第33話終了です( •ω- )

翠

この話が良かったら、いいね♡,コメント,フォローよろしくお願いします(* . .)))

翠

(*'ᵕ'*)ﾉ"ｼﾞｬ

この作品はいかがでしたか？

637

8件

投稿ありがとうございます！！！やっぱりきんときさんは結構な需要人物っぽいですね…。新キャラも出てきて盛りだくさんでした！！💓💓 みんな成長してるし、頑張れ…！次も楽しみです！😊😊

襲ってきた悪魔全員倒せて良かったぁ!!!マジでsmさん無事でいて欲しい… これからも応援してます！

翠(´・ω・｀)

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

君に花束は似合わない

第35話 - 第33話 2属性の可能性と動く影

作者の他の作品すべて見る

#ワイテルズの新着小説
一覧

関連するタグ

君に花束は似合わない

第35話 - 第33話 2属性の可能性と動く影

作者の他の作品すべて見る

#ワイテルズの新着小説一覧

関連するタグ

#ワイテルズの新着小説
一覧