TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

今日はまたあのベンチで約束 していた

でももう集合時刻から30分 遅れている

川島 蓮

遅いなぁ

集合時刻より10分早く来た俺には すごく長く感じた

彼女が予定をすっぽかす訳ない

元々仕事の休憩時間を俺と 会うためにさいてくれているんだ

仕事で来られない時もあるかも しれない

そう言ってたし

でも俺は何だか寂しくなった

胸騒ぎがする

何か恋春の身に起こったんじゃないかって

川島 蓮

あつ

今日は恋春と出会った時と 同じぐらいの猛暑だ

暑さのせいか

緊張しているのか

すごく汗をかいてしまう

俺は決めたんだ

今日会えたら想いを伝えるって

好きだ

って言うんだ

でも恋春は来なかった

日が暮れるまで待ち続けた

そのせいで肌がヒリヒリする

すごい日差しだ日焼けしたのだ

川島 蓮

恋春?

川島 蓮

どうかした?

山崎 恋春

山崎 恋春

ごめんね

山崎 恋春

行けなくって

川島 蓮

いや、俺は全然大丈夫

川島 蓮

仕事とかで忙しいのは知ってるから

山崎 恋春

ごめんなさい

川島 蓮

また今度会おう

山崎 恋春

もう会えないの

え?嘘だろ?

川島 蓮

え?

山崎 恋春

ごめんなさい

川島 蓮

どうして?

俺はショックだった

山崎 恋春

ごめんなさい

山崎 恋春

本当に

川島 蓮

理由を話してくれない?

山崎 恋春

今までありがとう

山崎 恋春

さようなら

川島 蓮

恋春?

川島 蓮

ねぇ

川島 蓮

おい

川島 蓮

おーい

川島 蓮

恋春?

川島 蓮

返事してくれよ

川島 蓮

応答なし

応答なし

川島 蓮

応答なし

応答なし

それから連絡が途絶えた

恋春と連絡しないまま2週間が 過ぎた

からっぽの2週間だった

突然理由もなく消えられては困る

優しい恋春のことだ

何か言えないような訳があるの だろう

それでも理由を話してくれなかったこと

少し悲しかった

暇つぶしにコンビニへ行った

川島 蓮

恋春が表紙の雑誌だった

なんだかすごく寂しくなった

恋春はいるのに

会えない

その雑誌の前で涙を流しながら

しばらくの間俺は動かなかった

川島 蓮

もう忘れろよ、、、

川島 蓮

いい加減さぁ

もう会えない

けど

会いたくて会いたくて仕方がない

その時

恋春が来てる

と、直感的に思った

なぜそう思ったかは分からないけど

俺は何も買わず

あのベンチに向かった

恋春は必ず居る

謎の自信があった

川島 蓮

はぁっはぁっ

俺は走り続けた

コンビニからこのベンチまでは 結構距離がある

でも

恋春に会える

そう考えれば息苦しさなんて

忘れた

夢中で走った

川島 蓮

あっ

あの白いワンピース

あの後ろ姿は

川島 蓮

恋春!

山崎 恋春

蓮、、!

ギュゥゥゥ

川島 蓮

また会えた、、、!

山崎 恋春

うぅっ

山崎 恋春

私も会いたかった、、、

川島 蓮

俺は

川島 蓮

俺は、、、っ

川島 蓮

恋春が好きだ

2週間前 🏡恋春宅🏡

山崎 加奈子

ちょっと恋春来なさい

山崎 恋春

何?

山崎 加奈子

最近、仕事の休憩時間にどこ行ってるの?

山崎 恋春

えっあ、それはね

山崎 恋春

近くに綺麗な海があって

山崎 恋春

そこに行ってるの

山崎 加奈子

嘘いわないで

山崎 恋春

う、嘘じゃない!

山崎 加奈子

私は見ました

山崎 加奈子

あなたが男の子と一緒に居るのを

えっ

見られてた、、、?

やばい、何とかしなくっちゃ

山崎 恋春

それはただその場で初めて会ったのよ

山崎 恋春

それで、それでちょっと話しただけだから!

山崎 加奈子

また嘘をついて、、、

山崎 加奈子

はぁ

山崎 加奈子

あのねママはなんでも知ってるのよ?

私は焦った

ママのことだ

このことがスクープされて仕事が 減るのを恐れているんだろう

山崎 恋春

例えば?

山崎 加奈子

あなたがその男の子とチャットしてる事とか

山崎 恋春

えっ

なんでママが知ってるの?

どうして?

山崎 恋春

なん、、、で

山崎 加奈子

だ、か、ら

山崎 加奈子

ママはなぁんでも知ってるのよ?

寒気がした

震えが止まらない

目の前にいるのは私を産んでくれた母のはず

だがそれが今は恐怖にしか感じない

山崎 加奈子

いい?

山崎 加奈子

次そいつと会ってるのをみたら

山崎 加奈子

ママは出ていきます

山崎 恋春

えっ

出ていく!?

山崎 加奈子

だからもう会わないで

山崎 加奈子

わかった?

怖かった

そう思った

出ていくだけでは済まない

でも蓮に会いたい

山崎 恋春

い、いy

パシンッ

山崎 恋春

きゃあっ

バタ

山崎 加奈子

いい加減にしない

山崎 加奈子

あなたは私の子供、娘なの!

山崎 加奈子

つまり私の奴隷

山崎 加奈子

死ぬまで働いて金貯めて私が幸せになれるようにしなさいよ!?

山崎 加奈子

今まで生きてこられただけ感謝しなさい

コツコツコツ バタン

山崎 恋春

はぁはぁ

しばらくの間思考が停止してた

こんなにも罵声を浴びせられたのは

生まれて初めて

私はママが好きだ

小さい頃は

これ買って

と言えばニコニコして買ってくれた

山崎 恋春

うぅっうぅ

あれはつくり笑顔だったの?

買ってくれたのは私の信頼を 得るため?

その事に気づいた私の心は

初めて頬をたたかれたことより

遥かに傷ついた

その日から私の心は真っ暗

なんにも無くなった

もう会えない

と、蓮に送った時も

たったの6文字が

重く、痛く感じた

もう嫌になったかな

蓮は私の事、嫌いになったかな

会いたい

会いたい

だって私

蓮のことが

好きだから

そうだ私

まだ蓮に好きって言えてない

言いたい

伝えたい

あと1回だけでいいから

会いたい

スマホは今没収されてる

蓮の家は知らない

でもきっとあそこにいれば

あそこで待ってれば

来てくれるはず

行くんだ

最後に

1度だけ

蓮に

会いに

この作品はいかがでしたか?

9

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚