レーナ
こんにちはっ!
レーナ
よーし!どーぞっ!
天音
で、でも……っ!
私はどうしても否定したい。認めたくないから。
天音
ならこのままでいられるよねっ!
るぅちゃん
無理ですよ。
天音
えっ?
るぅちゃん
だって時を戻しても僕達は永遠に死に続けてるんです。守って守られての繰り返しです。
天音
そ、そうだね……。
私も守られてたんだ……。
るぅちゃん
そして絶対どっちか死んでいた。
天音
……まって?嘘でしょう!?
私はるぅとくんの意味が分かったから震えて答える。
るぅちゃん
……。
るぅとくんは悲しげに笑った。
天音
なんでなの!?
るぅちゃん
ここでも天音は死んだんです。
天音
は……?
私はついに座り込む。
るぅちゃん
看板が落ちてきて亡くなりました。
天音
ねぇ?もしかして……。
るぅちゃん
天音さようなら。
るぅとくんはいつもより穏やかな微笑みで私に笑いかけた。
天音
いやぁぁぁぁっ!
ちょうどその時看板が落ちてきた……。
天音
るぅとくん……っ!
私は思いっきり手を伸ばす。
るぅちゃん
さよなら……ポロポロ
天音
お願いっ!戻ってぇ……っ!
レーナ
ここまでにします!
レーナ
ではおつレナ!