【連載３】白尾学園恋愛物語

白尾学園恋愛物語

＃８　２人の行方

start.

誰も、いない...。

なんとなく見覚えのある和室。

ここは...、

家、？

手足を縛られ、その場から動けない。

その上ガムテープで口を塞がれ、叫ぶ事も出来ない。

身動き取れない私に、私の実父は近づいてくる。

そう言いながら私の前にしゃがみこみ、ほっぺをつまんで思いっきり引っ張る。

...ここは私が小学生の時まで住んでいた家だ。

私はきっと誘拐されて、身動きが取れない状態。

どうにかして助けを...って、

そういえば...きんときは、？

きんとき side

...ここは、？

そういえば俺らは帰りに...

ってか、○○は？！

俺がいたのに情けねえ...、

くそっ、何も言い返せねえ...。

口も手足もガムテープで塞がれ、身動きが取れない。

何の為に俺が○○の隣にいたんだよ...！！

一方その頃＿

きりやん side

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ

・・・

大人しく帰ることにした４人

道の端で、片方のローファーとネックレスが落ちていた

＃８　end.