コメント
3件
わあー、新しい感じの雰囲気だ、 すっごいこういうシリーズ好き*ˊˋ* 桃くんの手落ちるの当たり前感が個人的にすごいすき。 作品とかコメントできないこと多いけどちゃんと見てるからねー!
ーattentionー
今回のお話は 暴力 が含まれます
注意を測りながらの閲覧はお気をつけくださいませ
ー 赤視点 ー
コツッ、コツッ、コツッ...
赤
本当はただの病院
国が管理してるだけがあり、その場はとても広く利用者も尽きない
表は、そうだ
でも裏がある
裏というと悪いような雰囲気になるが
自分のような"患者"がいくとこだ
看護師 この階段を降りた、扉の先です
看護師 私は入れないので、ご自身でお願いします
赤
看護師 扉を開けますと、案内人が立っておられますので
看護師 その方に着いて行ってくださいね
赤
赤
赤
看護師 ...あの子もどーせ死ぬんでしょ(ボソ
赤
赤
キィィィ......
赤
赤
案内人 ...貴方が新しい子かな?
赤
赤
案内人 初めまして、とりあえず着替えようか
赤
扉の先はさっきの場所が幻のように感じた
薄暗い空間、耳を澄ませば聞こえてくる患者の声、床に着いている血
ここになんて来たくなかった
だけど来ないとそのまま地上を見下ろすことになる
死んでも良かった
自分の存在意義なんてないし
だからこそ、ここに放り込まれた
「存在価値が見つかるまで生きるべきだ」
だってよ
気持ち悪い
結局は俺が邪魔だったのだろう
俺の病気が発症したことに気づいた直後にあいつは俺を蹴り飛ばした
なんで死ななかったんだろう
まぁ、いつでも死ねばいいさ
案内人 あら、やはり......
赤
案内人 いやはやいやはや...(笑
案内人 イケメンはなんでも似合うのですね...(泣
赤
案内人 おっと失礼
案内人 腕輪を着けてもらうのを忘れてましたね、こちらを
赤
赤
案内人 うちのとこはお風呂に入ってもらうのですが
案内人 その時以外は着けてください
赤
案内人 では、"No.72"さん、行きましょう
赤
案内人 君みたいな名前のない子が多いからね
赤
案内人 では、こちらへ
赤
ガララ...
案内人 あなたの部屋はここです
赤
連れてこられた部屋は先程喋っていた1階の1番奥の部屋だった
綺麗とはいえないぐらいボロついており、血の匂いも残っていた
赤
案内人 はい、どうしました?
赤
案内人 まぁまぁ、......(笑
案内人 貴方様は悪魔病でしたよね?
赤
案内人 ここにはぁ......天使病の方はもういきておらっしゃらないのですよ
案内人 ここの部屋で、自ら翼を引き裂いて亡くなっておられたので
赤
案内人 貴方様も、今後いつか......
赤
赤
案内人 左様でございますか(笑
赤
赤
案内人 ...
ちょっとー?
桃
赤
案内人 No.4さぁん!ありがとうございます
赤
手を出しかけた途端、扉から顔を出した奴に声をかけられる
No.4......ということはだいぶ最初に来た人らしい
片手は壁にあて、もう片方では針を持っている
服の隙間や首に見える縫い跡、恐らく縫合病だろう
桃
ゴトッ
桃
赤
驚く様子は見られないため、慣れているようだ
姿に見える奇病だからこそここに放り込まれたと考える
桃
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
会って2秒の感覚の相手に持ちかけられる提案
信用なんて持ってるわけないのにしてくる姿が馬鹿らしい
どうせ殴ってもいい事はない
赤
桃
赤
わざわざ移動する意味はあるのか、と正直疑問は浮かんだ
だがこんなみすぼらしい部屋で喋ることに抵抗はあるだろうと納得がいく
進む気にならない足を動かし、彼の後を追うことにした
次回→気分で投稿( ᐕ)
ー 今日の一言 ー ロミシンエロかったね