< ひまり
hima
美月
hima
hima
美月
美月
美月
hima
美月
美月
hima
美月
hima
通話
30:00
hima
美月
、、、ごめん、ひまり
モブ子
美月
モブ子
モブ子
モブ子
モブ子
美月
モブ子
美月
モブ子
美月
モブ子
モブ子
美月
モブ子
美月
モブ子
モブ子
モブ子は美月に紙を渡す
美月
モブ子
モブ子は私に手を振って教室に戻っていった
、、、、私はひまりに隠し事をしてしまった
親友なのに、、最低だ、、
でも、、でも、、こうしないと、、
美月
私は紙を強く握りしめた
美月
ある本を見つける
周りには、、誰もいない
美月
、、私が本をカバンに入れようとした時、一人の男性が私の手を掴んだ
ティー
美月
美月
美月
ティー
店長
店長さんはさっきの男性の腕を掴んだ
、、、騒ぎになったのを見て、私は本をカバンに入れた
ティー
店長
素直に頭を下げた彼に、店長は困惑した
、、ちなみに私も困惑している
なんでこの人は私が万引きしようとしたことを言わないの、、?
ティー
美月
ティー
店長
ティー
、、なんだったんだ、、あの人
翌日
モブ子
美月
モブ子
モブ子は一枚の紙を美月に渡す
モブ子
美月
モブ子
モブ子は教室に戻っていった
美月
美月
誰にも聞こえない声で私は呟いた
< ひまり
美月
hima
美月
hima
美月
hima
、、きっと日曜日はいい日になる
スマホ画面を見ながら私は微笑んだ
チリンチリンと玄関の鈴は音を立てた
ひまり
子供みたいに声をあげてはしゃぐひまりを見たら私は嬉しくなる
美月
ひまり
ひまり
美月
私がそう言うと奥から一人の男性が出てきた
ティー
美月
ひまり
ひまりがそう言う声が聞こえないくらい私は動揺していた
なんで?なんでこの人がここにいるの?
ティー
彼はにこりと微笑む
ひまり
ひまり
ティー
ティー
、、、待って
、、、この人ここの店長さんなの、、?
ひまり
ティー
美月
ひまり
ティー
少々お待ちくださいと言い、彼は奥、、多分キッチンに入っていった
ひまり
美月
ひまり
深堀りしないのは彼女の優しさだ
、、でも、、どうしても私は彼のことを考えてしまう
カフェオレと水が運ばれてきたこと、ひまりと店長が世間話をしてたこと
、、、それぐらいしか覚えていなかった
でも、、それ以外に一つだけ
ティー
店長は小声で、、確かに私にそう言った
美月
私は小声でそう返してしまった
来週の日曜日
ティー
ティー
ティーカップを洗いながら彼はそう言った
美月
ティー
美月
この前、、、万引きのことについて
絶対この人は、、なにかするつもりなんだ
ティー
ティー
ティー
美月
ティー
美月
美月
私が震える声で言うと、彼はこう言った
ティー
美月
ティー
美月
不思議と、、彼に話したら全てが解決するような気がした
そう思ったら私は彼に全て話してしまった
モブ子に脅されていること
万引きはモブ子のせいだということも、、隠さず全て
ティー
彼はそう言うと一つの本を渡してきた
、、そしてその本は私が万引きしようとした、モブ子が欲しいと言っていた本だった
、、私は題名を口にする
美月
ティー
ティー
美月
彼は再び笑みを浮かべる
、、怖いくらいに美しい笑みを
ティー
美月
私は一言、口にする
美月
「家に帰ったらやってみますね」と言い、店を出る
、、玄関の鈴の音でかき消されて聞こえなかった彼の声
ティー
彼の声は私には届かなかった
続く