ぬし
さぁ今回もやっていきますよ
ぬし
どんぞぉ
……と!
……うと!
優羽斗
(…………?)
優羽斗…
優羽斗!
優羽斗
……っ
魔理沙
おい、優羽斗!
魔理沙
大丈夫か!
優羽斗
あ…魔理沙…さん…
優羽斗
…った…
魔理沙
お前何してたんだよ!
魔理沙
道端で血流して倒れて
魔理沙
鼻血で良かったけど。
優羽斗
ご、め…
魔理沙
…私が迎えに来なかったらお前あのままだったぞ!
魔理沙
しかも、お前の母さん泊まりじゃん、今日
優羽斗
えっ、嘘
魔理沙
ほんとだよ。電話があったぞ。
優羽斗
…ごめ…なさい。
魔理沙
まぁ、とにかく無事で良かったよ。
優羽斗
うん……
魔理沙
………何か、あったのか?
優羽斗
…いや…
魔理沙
いじめっ子?
優羽斗
…いじめっ子じゃなくて…
優羽斗
同級生だよ。
魔理沙
…?…どういうことだよ、いじめっ子には、かわりないだろ?
優羽斗
…僕は同級生って信じていたいな……。
魔理沙
…何バカなこといってんだよ。いじめっ子はいじめっ子だ。
魔理沙
殴られた?蹴られた?
優羽斗
…どっちも。
魔理沙
そうか……。
優羽斗
…もしかしたら、友達が…
優羽斗
いじめられちゃうかも。
魔理沙
なんで?
優羽斗
ーーーー。
魔理沙
…そうか……
魔理沙
私…でていったほうがいい?
優羽斗
いや。
魔理沙
え?
優羽斗
あ、いや、だめ。行っちゃ…やだ。
魔理沙
……分かった。
魔理沙
とりあえず、今日は寝るぞ。
優羽斗
……。
優羽斗
………
魔理沙
……
魔理沙
(最近コイツは窓をずっと見つめている。)
魔理沙
(部屋にいるのが退屈なのか、それとも、何か嫌なことがあるのか。)
魔理沙
(多分、どっちもだろう。)
魔理沙
(何かしてあげたいけど…何も見つからないし…)
優羽斗
………
優羽斗
……
優羽斗
(今までずっと憧れで、行きたかった学校が)
優羽斗
(最近はもう、行きたくない。)
優羽斗
(なんのいいこともないし。)
優羽斗
(もうやめたい)
優羽斗
(でも、そんなことお母さんに言ったら…)
優羽斗
(せっかく行かせてもらってるのに…な。)
優羽斗
いって…きます。
魔理沙
おう。気を付けろよ。何かあったら、絶対連絡だ。
魔理沙
わかったな。
優羽斗
…うん。
光香
入口さんおはよー!
優羽斗
あっ、じゃあね。
魔理沙
ほーい。
魔理沙
(ほんと、大丈夫か、あいつ…)
光香
最近、入口さんいっつもここにいるよね。
優羽斗
うん、ここにはたくさんの本もあるし、静かだし。
光香
どんな本見てるのー?
優羽斗
えっと……
光香の友達
お、おい!光香っ!
光香
…!?恵都!
光香
どうしたの?ここ図書館だよ、静かにして。
光香の友達
ごっ、ごめん!
光香
それで、どうしたの?
光香の友達
お前、コイツと付き合ってんの?
光香
……え?
優羽斗
…!
光香
…なんで?
光香の友達
だ、だって、優真が…
優羽斗
…ちっ、違うよ!
優羽斗
僕と光香ちゃんはそんな関係じゃないし、友達だよ。
光香
そうよ、入口さんの言う通り。
光香の友達
はぁ?じゃあ優真の言ってたことは何?
光香
知らないわよw
光香
とにかく、私たちは友達だから。ね?
光香の友達
……うん。分かった。
光香の友達
ごめん、騒がして。じゃ、また!
光香の友達
ヨカッターガチビビッター…
光香
……そんな噂、一体どこから広まったんだか。
優羽斗
ね、ねー…
光香
あっ、それで本見せて!
優羽斗
あー、えっと…これ…
光香
「可愛可愛モール」…
光香
入口さんって、可愛いの好きなの?
優羽斗
あ、それはね、題名だけなんだよ。
光香
え?どういうこと?
優羽斗
名前はすっごく「萌え」?なんだけどね、
優羽斗
中身がちょっとすごくてね。
優羽斗
今ギャップ?もう、それどころじゃないくらいに大人気なんだよ。
光香
へぇー、これ、貸してよ!
優羽斗
いいよ。明日の昼休みに返してね。
光香
うん、ありがと!
光香
あっははっ!
光香
なにこの子wどれだけ声低いのよw
優羽斗
(声とかは、本にはのってないはずだけどなぁ…?)
光香
あ、家ついちゃった。
光香
じゃねー
優羽斗
ばいばいー
優羽斗
(あれ、今日は魔理沙さん出てない…。)
優羽斗
ただいまー
お母さん
おかえりー
優羽斗
あ、お母さん帰ってたんだ。ご苦労様。
お母さん
ありがとう。
優羽斗
あれ?魔理沙さんは?
お母さん
魔理沙ちゃんなら、お買い物にいってもらったわよ。
優羽斗
えっ!?
優羽斗
ぼ、僕もいくっ!
お母さん
えっ!?ちょっと、優羽斗!
魔理沙
………
魔理沙
(ん…大丈夫かな…)
魔理沙
(もう前みたいなことが起きないように、服借りたけど…)
魔理沙
(やっぱ、似合わねぇな、この魔理沙様にはっ!)
魔理沙
(…なんてそんなこと言ってられないんだけどな…)
優羽斗
はぁ…はぁ…
優羽斗
ゲホゲホッ
優羽斗
ぁ…り…ささんっ
魔理沙
…!?…優羽斗っ!
魔理沙
おい、なにしてんだよ!
優羽斗
い、一緒に行きたかったから…
魔理沙
あー、もう、自分で体弱いのわかってんだろ?
魔理沙
それくらい考えて行動してくれよ…。
優羽斗
ごめん、けど
優羽斗
せっかくきたし…ね?
魔理沙
あいあいいくぞ…
優羽斗
や、やったぁ…
優羽斗
…今日すっごく楽しかった!
魔理沙
はぁ、ほんと、バカだな。
魔理沙
ま、こんだけ買えたしいいか。
優羽斗
そういえば触れてなかったけど、
優羽斗
その服、すごくにあってるよ。それお母さんの?
魔理沙
あ、うん。
魔理沙
でも、やっぱこの光沢な魔理沙様には似合わねぇぜ。
優羽斗
そんなことないよ、光ってないし。
魔理沙
あ?
優羽斗
?
魔理沙
おいおい、そこはわかってくれよ…
優羽斗
え?何か僕言った?
魔理沙
あー、もう、
魔理沙
霊夢だったら、「どの口がいってんのよ」とか言ってたはずなのに…!
優羽斗
あー、霊夢さんね。あはは、なんかコンビおもしろそー
魔理沙
絶対思ってない言い方だぞそれ。
優羽斗
ふふー
魔理沙
つーか、ほんと霊夢と連絡できてないし、どうすればいいんだ…
優羽斗
そこら辺にいるんじゃない?
魔理沙
…お前も見つけるの手伝ってくれるか?
優羽斗
うんうん!もちろん、手伝うよ!
魔理沙
んじゃ、明日いこーな!
優羽斗
うんっ!
ぬし
区切りわっるっ
ぬし
言うことない(略)
ぬし
じゃばいれーい