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暗い空間に、揺らめく薄い光がこぼれる空間に気づけば居れば、目の前にはタナトスだけ。

ぼやける世界に、眩むようでも心の中に刻まれた意思だけはぼやける世界を鮮明にする。

城崎 要

…お前の能力か?変なことするよな

タナトス

さあ?僕はこの空間の事よく分からないよ。

城崎 要

っつー事は…

タナトス

第三者の介入、そういう事だよ。

城崎 要

まあそう言う事なら…

直感に身を委ね、剣を力ずよく手に馴染ませる。

タナトス

…わかったよ。

人間の姿と遜色の無い姿から、タナトスの背中から触手が現れる。

城崎 要

お前の目的、壊してやるよ。

タナトス

…あの人の目的だけは絶対に守る…

城崎 要

やってみせろ!

タナトス

あの時…黄金の指輪に約束したんだ。

バ”ガァ”

機械人形の金属を食い破ろうとする影竜が機械人形を吹き飛ばし、草木を踏み潰す。

逆波 白雨

エネミー…じゃないな、能力に近い物を感じる。

桧崎 日車

お前さんの知り合いに似たこと出来るやついないのか?

逆波 白雨

知り合いにいないね。こんな派手な事できる人なんて世界でもな指に数える程しかいないし…

ふっふっ…妾の事を忘れたのか?

桧崎 日車

お前さんは…

月紺 狐永

狐の神!月紺 狐永様じゃ!

桧崎 日車

狐の神…あぁ、お前さんなんだな。

月紺 狐永

なっ…妾の姿を見ても驚かないどころか普通に話しかけてくるとは…不敬じゃぞ!?

桧崎 日車

お前の事は光の神に聞いてるんだわ、それも悪い噂をな。

月紺 狐永

げ…もしかしてだが…光の神は妾の事を探していたか…?

桧崎 日車

ああ

月紺 狐永

…こ、この事は無かったことにしてやるから妾の事は黙っててくれ!

月紺 狐永

次やつにバレたらどうなることか…

逆波 白雨

それは後でいいのだけど、あの竜は?

月紺 狐永

…話したら黙っててくれるか?

逆波 白雨

いいよ。何したかだけど。

月紺 狐永

…妾の妖術《影竜》じゃ、式神みたいなものじゃ。
硬度も高い、安心してよいぞ!

月紺 狐永

じゃあ妾はまた別の場所へ行かないとなのでな!

桧崎 日車

…なんなんだ?あいつ

逆波 白雨

さあ…

逆波 白雨

…テンポを取り戻そう、目標は機械人形と鎌の男だ。

影竜が機械人形を玩具の様に弄ぶ中、平和な一時は戦闘の戦火は飛び散る。

ゴ”ォン

深い闇のような空間にて触手が剣にぶつかり、少し吹き飛ばされる。

吹き飛んだ肉体を抉ろうとする触手を起死回生の一撃で切りつけ、ガードで勢いを殺す。

複数の触手が隙を逃さないようにガード外から触手を出す。

数十分経ったとても変わらない戦闘に、一つ違うスパイスを加える。

城崎 要

邪魔なんだよハゲ!
〘絶対ブッコロデストロイクタバレボリューション〙

深海の様な暗黒を光で照らし、触手を貫く。

残った触手を斬撃で切り落とす。

城崎 要

さっさと終わらそうぜ!

タナトス

まだだよ。

ぼやけた地面から音もなく大剣が下から上へ貫こうと言わんばかりに現れる。

砂煙も立たずに現れる剣が見えた時に、現実世界とは違う異質な感覚が目に受ける。

城崎 要

遅いんだよ、偽物

剣を引き抜けば辺り一面ひ元の景色へ戻り、現実世界へ戻る。

城崎 要

あれ、戻った。

ルシュ・フェール

お前、急に消えてどうしたんだよ。

城崎 要

なんか変な空間に飛ばされてたわ、そしてこいつ倒した。

ルシュ・フェール

…2秒近くでか?

城崎 要

は?20分はかかっただろ。

ルシュ・フェール

…よくわかんねえこと起きてんのな。
それより…

バ”ゴ”ォガ”ァ”ァァァ”

ルシュ・フェール

…こっちに集中だ。

崩れた建物から機械人形が現れ、そこら中を鉤爪で崩壊させて行く。

砂煙や木のクズが飛び、視界を悪くする。

比良前 ネイト

〘STOP〙

空中からルシュを貫こうとする機械人形を能力で停止させる。

カァン

ド”ゴ”ォ”

城崎 要

邪魔なんだよ。
〘絶対ブッコロデストロイクタバレボリューション〙

機械人形を軽く切りつけ、蹴り飛ばす。

蹴り飛ばし距離を取った地点で能力を発動させ光線で胸辺りに空白を空ける。

城崎 要

そんで…終わりだろ

キアーラ・メルト

難易度〘上極〙、旋律終了だ。

キアーラ・メルト

〘潰れろ〙。

命令を聞いた機械人形は音も立てずに透明な何かに潰され、スクラップのようになって行く。

戦闘終了

城崎 要

はぁ疲れた、急に襲ってくんなよ。

城崎 要

まあ本気出したらこんなやつら雑魚だけどな

ルシュ・フェール

…タナトスは倒したでいいのか?

城崎 要

あ?まあそれでいいんじゃね。

城崎 要

つかあっちから凄い音するけど放置でいいのかよ

ルシュ・フェール

あっちは…まあ大丈夫じゃないか?逆波さんと黒島がいる。

比良前 ネイト

…いや、それよりこっちの方がおかしいでしょ

城崎 要

あ?なんかある?

キアーラ・メルト

比良前 ネイト

城崎 要

おい黙んなよ、黙ってるだけじゃ伝わらないぞ

キアーラ・メルト

…餓鬼とあの男が居ないぞ。

城崎 要

…まじやんけ!?

ルシュ・フェール

いつの間に居なくなっていたんだ…

城崎 要

もしかして死滅開闢に巻き込まれた?

キアーラ・メルト

…知らぬ、どこかに先頭に巻き込まれどこかに行ったのだろう。

城崎 要

はぁぁぁぁぁぁ…

城崎 要

もう疲れた、寝たい…

城崎 要

一日中戦闘してたし今も戦ってたし…

青く、孤独な世界にて全てが凍りつく。

夢のような感覚に、能力とは違う異質な力が喉に突っかかるように意識が持っていくかれる。

黒瀬 零

…ちぃ、これがお前の能力か?

妖術により足が凍りついた黒瀬状況を話を聞いてくる。

黒島

いや、違いますね。

黒島

なんすかねこれ、寒いんすけど

黒瀬 零

…そうか、なら

バリィン

氷を砕き、黒瀬がまた動き出す。

氷河期の様な寒さが重なり合う世界で、殺意は互いを目指す。

黒瀬 零

”見えている。”

鎌を凍りついた地面に叩きつけ、掌印を発現させる。

黒瀬 零

能力〘血霧の舞〙

黒瀬 零

___、〘██〙

城崎 要

うわ

突如赤い霧が漂う。

赤い霧は嫌な匂いを発させ、嫌な感覚をさせる。

ルシュ・フェール

…なんだ?

キアーラ・メルト

喋るな、息をするな。

キアーラ・メルト

…あいつらなら後で追いつく、先に行け。

次回〘凍りついた世界〙

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