一覧ページ

カメラの中に居る君は綺麗だ。

第22話 - 第22話過去編5

131

2024年04月26日

#マッシュル

#ランス・クラウン

#NO原作準拠

#NOパクリ

るい

道を示してくれた人は、

きっと優しい。

尊敬の眼差しを向ける。

ただそれが、

恋愛感情になることは、

恐らくないだろう。

あれから私とレインは、

かれこれ数分戦っている。

私は彼奴らを追う為。

レインはそんな私を止める為。

お互いの目的の為、

相手に魔法という名の、

刃を振るい合う。

ジル

「シャッター」
ﾊﾟｼｬｯ! Σp[【◎】]ω･´)

レイン

|)彡　ｻｯ

レイン

「パルチザン」！

ジル

|)彡　ｻｯ

レイン

(お互い避けてばかり、戦況は全く変わらない。)

レイン

(だが、、)

ジル

(私は追いかけることさえ出来たらいい、
不利なのは相も変わらずレインの方。)

ジル

(幸い私の固有魔法は隙を作りやすい。)

ジル

(1回でいい、隙を作れれば…)

レイン

(撮られたら終わり、パルチザンを打つタイミングは見極めなければならない。)

レイン

(油断をすれば…)

ジル

(終わり…)

一進一退

どちらか油断すればその隙を突かれ、

終わるこの戦いは、

常に緊張の糸が張り巡らされていた。

それから更に数分。

たった数分でも、

ずっと魔法を打ってれば魔力は尽きてくる。

先に底が来たのは、

ジル

はぁ……はぁ……

レイン

……

レイン

(魔力の底が見えてきたな。)

先に魔力の底が見えたのはジルの方。

元々二本線と一本線には魔力量の違いがある。

一本線であるジルはどうしたって不利なのだ。

ジル

(想定外だ…)

ジル

(まさかここまで長引くなんて…)

レイン

(セコンズ以降を使わずに数で押したのがいきてきたな。)

レイン

(これなら止めれる。)

ジル

(一瞬の隙…作れるか五分五分…)

ジル

(でもやるしかない…)

ジル

(もうこの際とりあえず逃げるしかない。)

レイン

(…なにか来る。)

ジル

シャッターセコンズ
「フォトコピー・パルチザン」！

レイン

！

ジル

はぁ……はぁ……

ジル

今のうちに…

レイン

「パルチザン」！

ジル

なっ、！

レイン

チェック…メイトだ。

ジル

…まさか、

ジル

あんなに視界が悪かったはずなのに…どうやって…

レイン

確かに俺のパルチザンを地面に向けて撃ち、

レイン

土煙を発生させその内にここから去るというのはいい案だった。

ジル

ならどうして…！

レイン

魔力探知だ。

ジル

…は、？

レイン

土煙越しに、お前の魔力を微かに感じられた。

レイン

そこからお前の位置を予測した。

ジル

そんなこと…こんな状況で正確にできる訳が…

レイン

だが実際俺は出来て、お前を止めることが出来ている。

ジル

……ｸｯｿ、

レイン

それで…なんでこんなことをした。

ジル

……カメラ、返してくれよ。

レイン

返したらまた逃げるだろ。

ジル

どうせ魔力がないから無理だ…

レイン

だとしてもだ。

ジル

……

レイン

話は戻るが、何故こんなことをした。

ジル

……

ジル

腹が立ったから…これじゃダメか…？

レイン

本当にそれだけとは思えんが。

ジル

だろうね…

レイン

たとえそれだけの理由だったとしても、

レイン

あまりに度が過ぎる。

ジル

……

レイン

……本当の理由を話せ。

ジル

……話した所で、理解なんてしないだろう？

ジル

今までのヤツらと同じように…

レイン

……過去に何があったかは知らねぇが、

レイン

恐らく、理解は出来ないだろうな。

ジル

……はっきり言うね、

レイン

表面上だけでも共感が欲しかったか？

ジル

……いや、余計に腹が立つだけだから君の選択肢が一番いい、

レイン

それで、話すのか？

ジル

……

レイン

……

レイン

…話した方が楽になる、

レイン

……多分だがな、

ジル

……そうか、

結局、私はレインに事を話した。

レインは何も言わずに私の話を聞いてくれた。

話していると、

自分がどれだけ耐えていたのか、

分からされるようだった。

ジル

……

レイン

…そうか、

ジル

母さんは綺麗な写真なんて言うけど、

ジル

私にとっては、あいつらみたいな

ジル

血まみれの姿しか綺麗とは思わない。

レイン

……

ジル

……理解は出来ないだろ、？

レイン

1回病院で診断してもらって……
どんな結果が出たんだ…？

ジル

…医者が言うには、性的サディズム障害らしい、

ジル

あまりそんな気はしないけどな…

レイン

……

レイン

(自覚なしか、)

レイン

……！

レイン

少し、横を見てみろ。

ジル

…、！

ジル

もう、夜だったのか、

レイン

……そうだな、

ジル

……

レイン

……見惚れてるのか、？

ジル

……いや、そういう訳じゃ、

レイン

だが、夜空をずっと見ていたぞ。

ジル

……なんだろうね、

ジル

不思議と見ていると、

ジル

嫌な気持ちには全くならない…

ジル

イライラもしない…

レイン

……(カメラを渡す)

ジル

……どういうつもりだ、？

レイン

…撮りたかったら撮れ。

ジル

…

ﾊﾟｼｬｯ! Σp[【◎】]ω･´)

ジル

…

ジル

綺麗だ…

ジル

しっくり来ないけど…まだ綺麗に思える。

レイン

…こういうのを撮っていけばいいんじゃないか、？

ジル

…え、？

レイン

なんでもいい、とりあえず写真を撮ってれば

レイン

お前の言う、血まみれの姿と同じくらい綺麗な写真が

レイン

撮れるんじゃないのか、？

ジル

……

ジル

そうだね、やってみる…(*´˘`*)

レイン

……

レイン

お前は、笑った顔が良く似合ってるな。

ジル

…そうか？

レイン

今の少し暗い感じではなく、

レイン

明るい雰囲気にした方がいいと思うぞ。

ジル

……

ジル

やってみるさ……

レイン

あぁ。

翌日、教室にて、

ジル

……

マックス

お、！おはよー！

ジル

…おはよ！

マックス

？！

レイン

…

マックス

レ、レイン…

レイン

何だ。

マックス

ジルがめっちゃ明るいｯｯｯ！！

レイン

そうだな。

ジル

そんなに変わったか？

マックス

変わってるよ！

マックス

はぁ……変わったねぇ…お父さん嬉しいよ…

ジル

私マックスの娘になった覚えは無いけど。

マックス

だとしてもだよ…

レイン

…

ジル

…(*´˘`*)

レイン

…ﾌｯ

レイン

まぁ、明るいならそれはそれでいいんじゃないのか。

マックス

そうだね……

ﾊﾟｼｬｯ! Σp[【◎】]ω･´)

ジル

…マックス変な顔。

マックス

え？！見せて見せて！

ジル

ほら。

マックス

まじじゃん…恥ず…

ジル

そっちの方が君は面白いしいいんじゃないか？

マックス

……面白いならヨシ！

レイン

いいのかよ。

あれをきっかけに、

出来る限り明るくしてる。

あの時アドバイスをくれたレインには、

感謝しかない。

これからも……

"友人"として、

接していきたい。

主るい

(｡･ω･)ﾉﾞｵｶｴﾘ♪

主るい

やっと過去編終わった！

主るい

これから現代の本編進めるよ！

主るい

勿論ランス氏との物語だから関わりは増えるよ！

主るい

レイン氏の登場が多いのは主が大好きだからだよ！

主るい

だけど最近はオタランドトの師弟組にハマっています(✌︎ ॑꒳ ॑✌︎)

主るい

ここまでタップお疲れ様でした！

主るい

(ˆ꜆ . ̫ . )꜆🍵

主るい

また次回！ばいちゃー！(*´︶`*)ﾉ

カメラの中に居る君は綺麗だ。

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

131

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

るい

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

カメラの中に居る君は綺麗だ。

第22話 - 第22話過去編5

作者の他の作品すべて見る

#マッシュルの新着小説
一覧

関連するタグ

カメラの中に居る君は綺麗だ。

第22話 - 第22話 過去編5

作者の他の作品すべて見る

#マッシュルの新着小説一覧

関連するタグ

第22話 - 第22話過去編5

#マッシュルの新着小説
一覧