羅愛
ねえねえお母さん!見て!
お母さん
山裏の展望台だからすごく寒いわね
羅愛
お父さんも見て!
お父さん
おお!オリオン座だ!
羅愛
グチャグチャだよ
そのとき突然、誰かが僕に手を貸す気がした…
羅愛
うわぁ
僕は手を引かれ浮いたような感覚だった
そして
この姿から
こんな姿に変わった。
羅愛
お母さんとお父さん、大丈夫かな。
大丈夫よ
羅愛
え…?
スピカ
お母さんとお父さんの身代わりの
スピカ
「あなた」がいるから
スピカ
それはとてもあなたと全く同じ性格…
スピカ
突然だけど、あなたはオリオン座の一部になるわ
羅愛
僕、オリオン座見にきただけなのに?
スピカ
あなたは…
「選ばれた」子なのよ
羅愛
そうか…
スピカ
だから今からあなたはペテルギウスだから…
スピカ
ペテルって名前に変わるわね
羅愛
良いじゃん!その方が良かった!
スピカ
でもね、性格も変わってしまうの。
スピカ
洗脳と同じよ。
羅愛
せん…のう?
スピカ
うん。
スピカ
でも安心して
スピカ
記憶だけは絶対残されるわ
羅愛
うん!
スピカ
じゃあ行くわよ?
スピカ
3…2…1!
キュイン
ペテル
あ、ここが…星の世界か
オリオン
あー、はじめましてペテルさん!
ペテル
あ、はじめまして
この人が…オリオンさん
オリオン
一緒に頑張りましょう!
ペテル
チラシ取らないと
オリオン
あ、そうですね
ペテル
なになに…
ペテル
え?戦いの検査?
ペテル
…
オリオン
まあ、頑張りましょう
ペテル
うん…
そしてオリオン座の一員としての生活が始まった。