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10月31日
ネム
ネム
ネム
ネム
ネム
今から遠い昔のこと
ジャック
ジャック
嘘つきで怠け者の ジャック という青年がいた
ジャック
ジャックの友人
彼は人を平気で騙して ばかりいた
そんなある年の ハロウィンの夜
ジャック
彼のもとに 悪魔が現れた
悪魔
ジャック
悪魔
悪魔
悪魔
ジャック
ジャック
ジャック
ジャック
ジャック
ジャック
悪魔
悪魔
そしてジャックは 毎日遊んで暮らし
10年の月日が経った
悪魔
悪魔
ジャック
ジャック
悪魔
バサッ)
悪魔
悪魔
ガッガッ)
ジャック
ジャックはナイフで 木を十字模様に削った
悪魔
うぎゃぁぁぁぁああああ
悪魔
ジャック
悪魔
悪魔
ジャック
悪魔
悪魔
シュウゥゥゥ)
そして何十年の月日が流れ ジャックは亡くなった
悪さばかりしていたため もちろん天国には行けず
そして悪魔と約束をしたために 地獄にも 行けなくなってしまった
だから、ずっと
カボチャをくり抜いた ランプを手に、
今でも真っ暗な暗闇をひとりで さまよっている
行き場のない魂が 永遠にね……
ジャックが自由に 外に出られるのは 今日のハロウィンだけ
噂では、カボチャの 仮想をしてる人に この話をして、
可哀想と思わなかった人の 魂を吸い取っているとか いないとか……