コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
新
奏
新
新
奏
完全に迷った。いつになったら着くのだろうか?
新
奏
新
奏
新
奏
新
新
新
奏
新
奏
奏
新
本当に……やっと着いた。
奏
新
慎重に入った。
が……足りなかった。
心構えが。
ポチャン……
ポチャン……
奏
新
奏
新
奏
新
新
奏
新の声は応答がない、ただのコダマとなって返ってきた。
奏
奏
新
奏
奏
奏
新
奏
新
奏
気になり、大きく鼻から空気を吸い込んでみた。
奏
新
奏
奏
奏
新
新は手を伸ばしたが、空を斬るだけで、進む奏には触れることが出来なかった。
奏
奏
新の時よりも酷い惨劇が広がっていた。
もう、誰かも、人かもわからないぐらいに。
茜……?
本当に……?
こんなぐちゃぐちゃで、血だらけな人のような形をしているモノが茜な訳がない。
ない。
新
新
新は腰を抜かし震えている。
楽観的ないつもの彼とは到底思えない程の顔を浮かべていた。
茜
奏
ゆっくりとしゃがみ、血に塗れた手にそっと触れる。
これは、優しく触れたのではない。
恐れながら触れたのである。これぐらい、奏自身もわかっていた。
茜
奏
茜
心から、憎らしく思った。
こんな酷い惨劇を2つの世界線で繰り返す、あの生き物を。
同時に悔しさも覚えた。
奏
茜
奏の声は茜に届いたのだろうか。
焦る奏、震える新……
瞳を閉ざした茜。
誰も、わからない。
奏
そう言葉を呟き、眠りに落ちた。
ほんのり慣れて動いている自分に恐怖を覚えながら。
ヴェリタ
ヴェリタ
ヴェリタ
ヴェリタ