続編は考えておりません
秋
私は死の淵を彷徨っていた
身体中に点滴だらけ
体を動かす事も私はままらない
秋
医師には桜は見る事が出来ないと宣告されている命
延命している意味なんてないじゃ無いか
秋
だが、引っ張っても管は抜けなかった
そんな時に運悪く地震が起きた
そして私の握っていた管は地震の勢いで抜けてしまった
秋
目の前が真っ暗になった
感覚も無いので叫ぶことすらできない
刻一刻と私に迫る
死
病は私の体を私が自覚している以上に蝕んでいた
ヒタノ・クリスキー
誰だ?
ヒタノ・クリスキー
ヒタノ・クリスキー
生きたい
だが、死にかけの私の声が聞こえるはずもなきのだが
ヒタノ・クリスキー
そこにいるらしき女には伝わったらしい
ヒタノ・クリスキー
秋
目を覚ます。そして体を起こす
秋
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
そう言い残し、吸血鬼は姿を消した
秋
優に天井に手が着いた
秋
秋
あれから数日私は退院することができた
玲奈
秋
玲奈
秋
玲奈
秋
玲奈
秋
玲奈
秋
そう、これが私の最後の課題
これでやっと伝えられる
期限は桜が散るその時まで
この話は私が彼女にサヨナラする物語だ
桜が咲くその時まで
玲奈
秋
玲奈
秋
秋
秋
玲奈
秋
玲奈
玲奈
秋
そう,私は入院前に玲奈から告白されている
私は彼女に断りを入れなくてはならない
だって仮に付き合ったとしても、彼女を悲しませてしまう
私の命は持って桜が散るまで
彼女に別れを告げる
翔麻
秋
翔麻
学校に登校して早々私は屋上に行き授業をサボっている
翔麻
秋
翔麻
秋
翔麻
秋
キーンコーンカーンコーン
秋
木葉
木葉
秋
木葉
秋
木葉
翔麻
木葉
翔麻
そう言い残し部長らは屋上から去ってしまった
秋
朝陽
秋
図書館でサボろうと思ったら
朝陽
魔法使いに出会った
秋
秋
朝陽
秋
朝陽
秋
朝陽
秋
朝陽
秋
朝陽
朝陽
秋
朝陽
秋
朝陽
朝陽
朝陽
秋
この子には逆らわないほうが良いな。
朝陽
秋
朝陽
秋
朝陽
秋
朝陽
結局その日は何事も無く一日を終えた
秋
次の日も私は屋上でサボっていた
だって私はもう,桜を見ることは出来ない。
なら,授業を受ける意味なんて無いじゃないか
玲奈
秋
帰り。玲奈にそんなことを言われてしまった
もう、そろそろ覚悟を決めなくてはならないな
彼女を傷付けてしまう覚悟を
玲奈
秋
玲奈
秋
玲奈
いきなりとある方向を向いたまま固まった玲奈
秋
その方を私も見て驚いた
目の前に写るのは倒壊した建物の数々
そして私達に向かって倒れてくる電柱
玲奈
秋
玲奈
秋
秋
そんなことを言いながら私は準備体操をする。
玲奈
秋
そう言って玲奈がどっかに行ってくれたので
秋
秋
私が予想したのは私と同じ
半吸血鬼の奴だろう
そうして見つけた一つの黒い影を
追いかけ、追いかけ続けてやがて止まった
半吸血鬼
秋
半吸血鬼
半吸血鬼
半吸血鬼
ここで殺すか
生憎とそいつはまだ殺されちゃ困るのよね
秋
半吸血鬼の腹から手が貫かれていた
そしてその手の奴は
半吸血鬼
ヒタノ・クリスキー
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
ヒタノ・クリスキー
ヒタノ・クリスキー
秋
そう言って吸血鬼ヒタノは消えた
玲奈
秋
家に帰るなり玲奈がいた。
あの感じ的に病院から前にもらった余命宣告書は見てなさそうだ
秋
玲奈
秋
玲奈
秋
玲奈
秋
玲奈
そう呟きながら玲奈は台所へ行った。
段々と苦しくなってくる。彼女に嘘をつき続けるのは
だから、私は最期の思い出を大好きな奴等で過ごしたい
私は部長に電話を掛けてお願いすることにした
秋
玲奈
秋
木葉
秋
木葉
秋
木葉
秋
木葉
秋
木葉
木葉
秋
玲奈
秋
玲奈
秋
季節は移り変わる
気がつけば3学期が終わり私達は春休みに入った
そして、時はどんどん過ぎて
当日
その日は楽しかった。
久しぶりに心の底から笑った気がする
色々な事をした。
部員との大きな想い出が作れた
私と皆の最期の想い出が
秋
秋
朝陽
と、壁の向こうから朝陽が声を掛けてくる
秋
朝陽
朝陽
朝陽
秋
そう言って私は湯船から上がる
朝陽
秋
朝陽
秋
朝陽
色々と考えた。だが、
秋
そう返した
秋
私の体はもうボロボロだ
散歩しよう。誰にも見つからないような場所まで
玲奈
秋
玲奈
秋
私は彼女がついてくることを了承した
歩いていると不意に玲奈が
玲奈
秋
玲奈
秋
こうも、ペラペラと嘘が出るようになったものだな
秋
玲奈
秋
玲奈
突然玲奈は目に涙を浮かべ私に叫んだ
玲奈
玲奈
玲奈
玲奈
玲奈
玲奈
玲奈
秋
玲奈
玲奈
玲奈
玲奈
秋
秋
玲奈
秋
玲奈
秋
秋
秋
秋
そして、玲奈は付いてくる事はなかった。
秋
私の桜を見る願いは叶わなかった
ヒタノ・クリスキー
秋
私は冗談混じりで言ったのだか
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
ヒタノ・クリスキー
ヒタノ・クリスキー
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
私の目はもう機能していなかった。
空からなにか降ってくる
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
秋
ヒタノ・クリスキー
秋
秋
秋
秋
秋
秋
ヒタノ・クリスキー
ヒタノ・クリスキー
秋
柳田秋 ー永眠ー
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