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麗麗
わっ
麗麗(人間)
ここは…
麗麗
…此処、子供の時に来たよ
麗麗(人間)
…だよね
麗麗
…分かんない
麗麗(人間)
何が…
麗麗
本体の僕が今、みんなに何をしてるのか分からない
麗麗(人間)
それはそうだけど…
麗麗
…信用してたのに、絶望されたかな
麗麗(人間)
決してそんな事は…
麗麗
…いいよね、君は
麗麗(人間)
え…
麗麗
偽りでも、狂気的でもない、幸せの愛を知ってるから
麗麗(人間)
…
麗麗
…僕には、分からないよ…いくら振舞っても、それは本物じゃないから…
麗麗
怖い、怖いんだ…、いつかは終わりがくるのは分かってる…。それでも、震えが止まらないんだ…
麗麗(人間)
…
麗麗
…やめてよ、僕を…可哀想な目で見ないでよ…。
麗麗
…誰も、救けてくれなかった。だからもう心が、ボロボロなんだ
麗麗(人間)
っ、ごめん！僕は自分自身なのにその辛さが分からない…でもその辛さを体験しても笑っている君を見て、見たら…羨ましかった
麗麗(人間)
仲間に囲まれて、小さい頃でも笑った事の無かった君が、何よりも羨ましかった
麗麗(人間)
やってる事が残酷で最狂と恐れられる君が、自分よりも弱者な人間に優しくしてる君が…
麗麗(人間)
凄いと思ったんだ…僕には出来ない事が出来て、普通じゃ感じられない感覚を感じてる
麗麗(人間)
…僕はね、笑ってる君が大好き！偽りの好きだと判断しても良い…でも、これだけは言わせて！
麗麗
…？
麗麗(人間)
君は、ありのままの自分で居ていいんだよ…あと、最期にお願いがあるの
麗麗
…なぁに…？
麗麗(人間)
僕を、＿＿＿。
麗麗
…
逞真
？急に大人しくなった…
勇仁
捕らえるか？
逞真
でもナイフで壊されるだろ
蒼一郎
確かに
麗麗
う、ぐ…っ
夜縻
何だ何だ
麗麗
出てけよ…っ！
夜縻
は？
麗麗
これ以上、僕の体で好きにはさせないっ！
夜縻
は、え？
凌葵
…ぁ…や、ば…っ
逞真
凌葵！
凌葵
ごめ…もぅ、立ってられな…ぃ…(ｶﾞｸｯ
蒼一郎
…寝た
逞真
…どうしよう
勇仁
俺が運ぶ。殆ど出る幕なかったし
逞真
メタいこと言うなバカ
麗麗
…ぅぐ…っ
夜縻
麗麗…っ！
麗麗
…はぁ、はぁ…や、み…？
夜縻
おま、自分で…
麗麗
ごめん、ごめんなさいっ
麗麗
お願い、嫌わないで…いや、嫌ってもいいから…
夜縻
はぁぁぁ…(溜息)
麗麗
ﾋﾞｸｯ
夜縻
馬鹿だなお前も、俺も
麗麗
…？
夜縻
捨てる、嫌うなんて有り得っかよ、ましてやマジでそうすっとお前を尊敬する奴らが暴れる
麗麗
…
夜縻
…なんか言う事は？
麗麗
ごめ＿
夜縻
ちげぇ、そっちじゃねぇ！
麗麗
えっ(固)
麗麗
……ただいま…？
夜縻
ふっ、お帰り…ボス
麗麗
……ぅあっ(泣
夜縻
ちょ、何で泣いて…っ
麗麗
だってぇ…っ
夜縻
あー、もうわーったから…
弥夜
主、俺が言ったコト、覚えてる？
麗麗
…感情を教えて…だっけ
弥夜
よしっ、無事覚えてたから帰るか
夜縻
ノリ軽
麗麗
…相棒、歩けない
夜縻
ナイフに支えて貰え
麗麗
はぁい…
夜縻
って！カバーつけろよ！？
麗麗
え、だって刺さらないし…？
夜縻
そーいう問題じゃねぇ！
麗麗
面倒臭いし…
夜縻
それはお前だ！
麗麗
手ぇ動かしたくないし
夜縻
とことん我儘…
麗麗
眠いし
夜縻
俺もだわ
麗麗
…ねぇ相棒
夜縻
あ？
麗麗
僕ってさ、ありのままかな？
夜縻
お前は普段から相当自由だぞ
麗麗
…本当？
夜縻
自覚ねぇのか…？
こうして突然暴走した僕と弥夜対夜縻達の戦いは幕を下ろした え？最期人間の僕が何て言ったって？まぁ自分で考えてみて！…答えはきっと教えるけど
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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