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一次創作　『退屈が崩れた日』

第2話 - 第二話　『名前決め』

301

2025年10月12日

#一次創作

#不定期

#ホラー×コメディ×シリアス

はる　haru　🕯️🪄

第二話　『名前決め』〜Start〜

？

「へ〜！ここがおにーさんの家なんだ」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「散らかしたりすんなよ？」

？

「わかってるって！」

猫を無事に飼い主の家へ届けた俺は、この幽霊？を家に連れて帰った。

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「あ、そうや」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「おい、そこにある椅子に座れや。お前の話を聞いとらん」

？

「あ〜、、、はーい。」（椅子に座る）

ｺﾄｯ（目の前に牛乳の入ったコップを置く）

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「何が好きかわからんし、家にあったのがそれしかなかったんや。」（対面に座りながら）

？

「別にいいけど、これなに？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「牛乳や」

？

「ふ〜ん、、」ｺﾞｸｺﾞｸ

？

「！美味しい！✨️✨️」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「そら良かったわ。あんまり飲むとおなか壊すけんな〜」

？

「ん！」ｺﾞｸｺﾞｸ

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「さてと、話を聞かしてもらうわ。」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「まずお前、名前は？」

？

「そ〜いうのってまず自分から名乗るんじゃない？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、、」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「俺の名前は黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）。ここで何でも屋兼、見習いやが祓い屋もしとる。」

？

「え、おにーさん祓い屋なんだ」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「見習いやけどな、そういう血筋なんや」

？

「まぁそっか、ぼくやあのバケモノが見えてたもんね」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「おぉ、あん時は家に御札忘れてきたんや。」

？

「なんで御札は忘れてたのに鉄パイプは持ってたの？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「護身用や。」

？

「え、なにおにーさんの周りヤバい人でもいるの？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、ノーコメで。」

？

「え〜気になるじゃん」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「別に知らんくてええわ！」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「てか、俺言ったけん次はお前や！」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「名前とかいろいろと教えんか！」

？

「う〜ん、、、」

？

「ぼくさぁ、」

「名前ないんだよねぇ」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、、は？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「生前の名前を思い出せんってことか？」

？

「い〜や？生前の記憶はばっちりあるよ」

？

「"生前から名前がない"ってこと」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、すまん。嫌なこと思い出させたかもしれん。」

？

「別にいーよ、昔のことだし」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「でも、名前が無いのはなぁ、、」

？

「、、、じゃあ、」

？

「おにーさんが考えてよ」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「俺！？」

？

「だって名前が無いのはなぁって言ったじゃん」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「それはそうやけど、、、」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、、」

？

「おにーさん？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）」

？

「え？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、、お前の名前や」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「お前の名前は今から白咲　優陽や！」（ビシッと指を指して）

？

「、、、(・o・)」（ぽかんと驚いており）

？

「ぷっ、あっはははは！(笑)」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「なんや！？別に笑うとこなかったやろ！？？」

？

「いやぁ〜おにーさん急に喋んなくなるからどうしたのかと思ったら、」

？

「ぼくの名前必死に考えてたんだね〜ふふっ(笑)」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「名前考えて言うたのお前やろ！」

？

「まぁね〜〜」

？

「、、白咲　優陽か、」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「いいね！気に入ったよ」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「そうか、ならええわ」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「ちなみに名前の由来って？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「う〜ん、苗字はただ俺と反対にしただけやし、」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「優陽の優は、お前、まだ名前すらも知らん俺や猫のことをあの化け物から守ってくれたやん？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「やけん、優しくて良い奴やな思たから、優しいの優」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「陽は、、、まぁ、なんとなくやな」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「ねぇ優以外まともな意味なくない！？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「これでも頑張ったんや！」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「ん〜まぁいいけどさ〜〜」

ｸﾞｩｰ

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「、、、ん？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、、」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「ねぇ、今の音って、、」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、、すまん、腹減ったんや。」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「なんか飯作るか、お前、、、優陽は食うん？」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「！（名前！）」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「う〜ん、別にどっちでもいいんだよね〜体に影響ないし、」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「でも、おにーさん、、陽駆瑠の作ったご飯食べてみたい！」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「わかった。あるもので作るけんあんま期待はすんなよ？」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「はーい」

数分後

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「はいよ。」ｺﾄｯ

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「これは？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「焼きそば」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「焼きそば、、」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「箸でええか？」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「箸？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、、フォークでええか。ほら。」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「ありがと、？」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「んじゃ、いただきます」（手を合わせ）

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「いただきます、？」（同じようにして）

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「(´～｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞうまぁ〜」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「(´～｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ！美味しい〜✨️✨️」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「おぉよかったわ。ゆっくり食えよ？」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「、、、聞いとらんなこれ」

数分後

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「ごちそうさま」（手を合わせ）

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「ごちそうさま」（同じようにして）

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

「んじゃ、皿洗いしてくるから、ゆっくりしとき」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「はーい」

黒咲　陽駆瑠（くろさき　ひかる）

（部屋から出る）

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「、、、」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「なんか、今日は"初めて"がいっぱいだったな、、」

白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）

「陽駆瑠なら、、"ーーーー"になってくれるかな、？」

名前　白咲　優陽（しろさき　ゆうひ）種族　？性別　男年齢　16 身長　160

好きな〇〇　陽駆瑠といること、牛乳、焼きそば嫌いな〇〇　誰かを傷つけるもの、痛いこと子供っぽい常識はある常に浮いている（地面に足をつけることもできる）一人称　ぼく二人称　男性ならおにーさん、女性ならおねーさん武器　霊力（死んだものに存在する力）を色んな物に変化させる（炎や水など）座右の銘「ぼくはぼくでいい」

第二話　『名前決め』〜Fin.〜