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ーー誰かに助けて欲しかった。 でも、誰に言っても”冗談”にされる。 その間にも、あいつはどんどん近づいてくる。
昼休み。 友達の机に身を寄せて、声をひそめる。
ミカ
ユイ
マリン
ミカ
ユイ
マリン
ミカ
必死に訴えても、友達は笑って取り合ってくれない
放課後。勇気を出して職員室に向かう。 担任を呼び、思わず口を開いた。
ミカ
担任(妻持ち)
ミカ
担任(妻持ち)
少し困ったように眉をひそめる
担任(妻持ち)
ミカ
担任(妻持ち)
それ以上言葉は返ってこなかった
その夜。 学校から帰ってきてカバンを開けると、中に知らない小さな箱が入っていた。
震える手で開けると、ゴールドのブレスレットがあった。
そこに小さな紙が添えられていた。
ミカ
手からブレスレットが床に落ち、ガラんと乾いた音が聞こえる。心臓が張り裂けそうに脈打つ
その瞬間、スマホが震えた
ミカ
私は部屋のカーテンを思わず閉め切った。もう、息をするのさえ怖かった