瑞希の部屋
瑞希
(ふふ、楽しみだなぁ…)
期末テストも終わり…
ついに夏休みがやってきた〜!!!
瑞希
夏休みも、たくさん類と会いたいな!!
瑞希
(去年は思ってもみなかったな)
瑞希
(ボクが、類と付き合ってるなんて)
瑞希
(昔のボクに伝えたら、驚くだろうな〜♪)
ガチャッ
瑞希
!?
優希
瑞希、久しぶり
瑞希
お、お姉ちゃん〜!?
瑞希
(な、なんでお姉ちゃんがここに…!?)
優希
いや〜、最近忙しくて!帰って来れなくてごめんね!
瑞希
いや、それは大丈夫なんだけど
瑞希
どうしてここに…?
優希
夏休みはまだ仕事があるんだけど、やっと休みを取れたんだ!
優希
瑞希にも会いたかったから、こっち帰ってきたんだ
瑞希
えっ、そうだったんだ!
瑞希
ありがとう、お姉ちゃん!!
優希
あははっ、やっぱり瑞希は変わらないね!
瑞希
そりゃあ、ボクはボクだからね!
優希
…よかった
瑞希
え?
優希
ううん、なんでもない
瑞希
えー、怪しい〜
プルルルルッ!!
瑞希
あ、ボクのスマホだ
類と通話中
瑞希
類、どうしたの〜?
類
瑞希、明日遊園地に行かないかい?
瑞希
えっ!?行く行く!
類
白石くんや青柳くん達も来るそうだよ
瑞希
分かった!
類
じゃあ、明日の朝9時駅前で
瑞希
はーい!!じゃ、またね!
類
ああ
瑞希
ふふふっ…!
優希
瑞希、誰からの電話だったの?
瑞希
わぁっ!?
瑞希
(ど、どうしよう…!?)
瑞希
(お姉ちゃんには、伝えた方がいいのかな…)
瑞希
(───でも……)
瑞希
友達!明日一緒に遊ぶんだ!
優希
そっか!よかったね!
瑞希
うんっ!
ズキッ
瑞希
(……秘密にして、よかったのかな…)
リビング
瑞希母
優希〜、瑞希〜、ご飯できたよ
優希
やった、久しぶりのお母さんの手料理!
瑞希
(……お姉ちゃんとお母さんに、言わなきゃいけない)
瑞希
(だけど…)
「瑞希」
瑞希
えっ?
瑞希
(今の、誰の声───)
ミク
瑞希、久しぶり
瑞希
えっ、ミク……?
瑞希母
瑞希、どうかした?
瑞希
え、えっと…友達から電話!!ちょっと出てくる!
ボクは急いで部屋に向かった。
バタン…
瑞希
ミク、急に出てこないでよ…!
ミク
ごめんね、瑞希
瑞希
いや、今は言い訳できたから大丈夫だけど。
瑞希
で、何かあったの?
ミク
……瑞希が、悩んでるような気がして
瑞希
え?
ミク
最近、絵名が言ってたの
ミク
瑞希がなにか悩んでるって
瑞希
そうだったんだ…
瑞希
……あのね、ボク恋人ができたの
ミク
そうなんだ、おめでとう
瑞希
それで、そのことをお母さんとお姉ちゃんにまだ言えてないんだ…
瑞希
言った方がいいって分かってるけど…でも、まだ怖くて
ミク
……瑞希
瑞希
?
ミク
瑞希の想いは、きっと伝わる
ミク
だから、大丈夫
ミク
その想いを、伝えればいいの
ミク
怖いかもしれないけど、伝えて欲しいの
ミク
きっと何かが、変わると思うから。
瑞希
……っ
ミク
大丈夫
ミクがボクの背中を押してくれた。
ミク
瑞希の想いは、本物だよ
儚い笑顔を見せて。
瑞希
…うん
瑞希
絶対に、この想いは偽物じゃない
瑞希
きっと分かってもらえる───。
ミク
頑張って
瑞希
うん、ありがとうミク
ミク
じゃあ、またね_。
リビング
瑞希
お姉ちゃん、お母さん…
優希
瑞希、ご飯冷めちゃったよ?
瑞希
……ごめん、話したいことがあるんだ
瑞希母
何かあったの?
瑞希
えっと…ボク、は…
瑞希
(怖い)
瑞希
(今までボクを受け入れてくれた人達が、離れていく気がして…)
「大丈夫」
「瑞希の想いは、本物だよ」
瑞希
(……ありがとう)
瑞希
ボク、恋人が出来たんだ
震える声で、振り絞った。
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