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少し動揺してしまう。 でも、…でも、…任務を遂行しなければ いけない。何があろうと、…絶対。
感情を飲み込め
いつも通り、いつも通りや。
いつも通り深呼吸して、 大丈夫。直ぐに待ち合わせ場所に 向かう
集合場所へと、ついて そのまま招待された場所へと向かった 綺麗なシャンデリア、上には、 牢獄が吊り上げられていた。
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見慣れた場所だ。
俺は、此処で人生の半分過ごした。
ふと、…視線が向けられる。
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ゆったりと、そちらを向くと 綺麗な黄緑色がこちらを 睨みつけていた
俺と同じ翡翠の瞳の子。 羨ましそうな視線。悲しそうな視線
…可哀想に。
なんて、思うけれど。 俺には何をすることも出来ない… あぁ、後で殺してあげようかな、 そしたら、…開放されるから。 そちらから目線を離す。
しばらく経つと、階段から 人影が降りてくる。
あぁ、…マスター…。
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開場全体の鍵が閉まる。 鍵が閉められてしまったということは もう、逃げられない。
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あぁ、…マスターが 合図をだしたら、…俺は
…この軍で1番強い。 トントンさんを、…
殺さないといけないんだ。
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グルッペンと幹部たちは 距離がある。グルッペンさんの隣に 居るトントンさん、他の人たちは 後ろの方でこちらの話を見守っていた
トントンさんの近くには、 牢獄が落ちてくる仕掛けの為のボタンがある。このボタンを押すと、 牢獄が落ちてくる。ちょうど幹部達を捉えられるようになっている
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合図が出された。
思いっきり踏み上げ、 トントンさんの首元にナイフを向ける
服に仕掛けられたナイフ。
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コネシマさんは、それを止めようとこちらに走ってくる。
…可哀想に。
コネシマさんが走っていたせいで、 足元に置かれていた牢屋のスイッチが押されてしまった。
天井からでかい鎖が落ちてくる。 幹部たちは、外に出ることは出来なくなる
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そんな声を気にもとめず、 トントンさんの肩にグサリナイフを さす。
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致命傷は避けた。 肩に、浅くナイフをさせた。
そのままその身体を蹴り上げ、 グルッペンさんから遠ざける
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仲間じゃなかったのか…、 なんて声が聞こえてきた為、 言わせてもらおう。
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牢を壊そうと、 手に持っていた剣を振り上げる コネシマさん。…無駄なのに。
ショッピさんが、こちらに矢を放つ。
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ダンッと剣でそのまま 矢を落とす。
もう、弓矢が効かないと思ったのか その矢をしまうショッピさん。 それを見て、ゆったりとグルッペンさんに近づく。
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グルッペン以外の幹部が 檻に囚われた中、グルッペン…此奴を 殺すのは苦じゃない。
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バンッと大きな音がして、 天井が開く。
上から降ってきたのは、 ロボロだった
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落ちてきたロボロを 抱き抱える。
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その瞳には、 光が入っていなかった。
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