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最悪な展開

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最悪な展開

1 - 最悪な展開

♥

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2020年04月18日

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早苗

......

またか、そう私は心の中で呟いた

いじめっ子1

あっれ〜ww早苗の席落書きすごーいww

いじめっ子1

誰だろうね〜こんなことした奴ww

いじめっ子2

私が綺麗にしてあげる〜w

そう言ってバケツを取り出し水をかけた

机にじゃなく私に

いじめっ子2

あ、ごめーん間違えちゃったwww

いじめっ子1

ほら、行こ行こ

早苗

......

毎日のようにいじめを受けそれに日々耐えていた

凄い辛かった

家に居ても親は夫婦喧嘩をし居場所がない

早苗

はぁ.....なんで私生きてるんだろ

私が生きている事に私は嫌気がさした

何も出来ない自分

反論出来ない自分

親の喧嘩も止められない自分

自分の何もかもが私は嫌いだった

早苗

.....もう疲れたな(笑)

そう言って乾いた笑みを私は零した

早苗

今日も1日疲れたな....

早苗

........

そうして私は何も考えず歩き出す

気づけば学校の屋上に居た

早苗

.........

早苗

ここから飛べば、楽になるのかな

いつの間にか私は屋上の手すりに手を置いた

体が勝手に手すりの上に乗る

そうして・・・フェンスに手にかけた

早苗

やっぱり死ぬのはちょっと怖いな(笑)

登ったのはいいけどここから飛び降りる勇気なんて出なかった

咲希

何やってるの!?!?

早苗

え....咲希...

咲希

危ないからこっちに来て!!

そうして私はフェンスの内側に戻った

早苗

......何

早苗

何か用でもあったの

咲希

あんた...何やってたの

早苗

なにって...飛び降りようとしただけだけど?

咲希

なんで...そんな事を

早苗

あんたには分からないよ

咲希

何それ...ってちょっと待ってよ!?

私はそんな言葉も聞いて聞かぬふりをしてかけだした

がむしゃらに、ただでたらめに走った

その日以降何故かいじめがなくなった

私は普通に学校も通えるようにもなったし友達もできた

だけど

何故かその日以降咲希と出会うことはなかった

どこに行ったんだろう

そんなある日

早苗

え....嘘...でしょ..,

早苗

なん.....で

そして私はその時全て悟った

ごめん、私のせいだね、

ごめん、本当にごめんね

もう1人にしないから

今からそっちに行くね

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