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死にたい
消えたい
疲れたよ
でも
助けて
僕を愛して?
どんなに助けを求めても
その願いが叶うことは、なかった
誰も助けてくれなかった
でも、
それでも
僕が僕で居れたのは、
いつも隣にいた
兄だった
嫌なことされたりしたけど
悪口を言われたりしたけど
でも、それでも
兄は、隣にいてくれた
隣を歩んでくれた
立ち止まってしまった僕を、
待ってくれた
めんどくさいの言葉をも
死ねなんて
そんな言葉を発することなんてなかった
例え、どんなに僕が
汚くても
どんなに僕が
醜くても
兄は、ずっと寄り添ってくれたんだ
だからこそ
僕の生きる理由は、
僕がが決めることじゃない
そう思っていた
でも、違った
みんな、僕のやりたいことを
わがままを聞いてくれる
ごめんって
大好きって
言ってくれる
それなのに僕は、それ以上のものをねだってしまう
僕は、求めるものなんてない
、、、ないと思っていた
でも違った
僕にも理由は、あった
やっと見つけられた
どんなに醜くても
自分のつっかえてる思い
それは、
兄の存在だった
どんなに醜い僕でも
輝いて見える
輝かせてくれる
いつも隣にいたからこそ
気づかなかった
今までが死ぬのを阻んでいたのは
兄がいたから
兄が光を見せてくれたから
僕は、りうちゃんみたいに
可愛くない
ないちゃんみたいに、みんなをまとめることも出来ない
ifくんみたいに
頭も良くない
アニキみたいに
力も強くない
しょーちゃんみたいに
優しくないし、
思いやりもないよ
でも、それでも期待しちゃって
引き返してしまうんだ
明日兄が笑いかけてくれるって
そんな期待を抱いて
また、真っ暗な道を歩き出す
この時知ったんだ
僕の足を止めているのは、
紛れもなく僕自身だった
隣にいたのは[完]