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庭の片隅に咲いた 二輪の百合を見つめる。
風に揺られて、 微かに唇を合わすキスをしていた。
隣にいた麻里奈が目を覚ますと、 私は百合を指差した。
何も伝えなくても、 彼女は私の言いたいことを理解して、 そっと抱きついてきた。
そっと唇を合わせると、 幸せな感触がした。
向こうに見える百合は、 こちらを見ていた。
そして、ゆっくりと揺れる。
それは、私たちのキスを 冷やかすかのようだった。
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ゴンザレスドス衛門@活動休止