りまう
りまう
りまう
りまう
ショッピside
2月9日 晴れ。
あの日、たまさんの部屋に久しぶりに入って喋ってたとき。
俺は驚いた。唖然とした。
山積みになった書類、いつもより暗い部屋。
何もかもが変わっていた。
たまさんは俺に対して、怯えていた。
久しぶりに、たまさんの笑った顔をみたなと思ったら
もっと怯えてしまった。
それをみて、俺は、
仲間に対する怒り
俺は、たまさんにこんな事をさせている仲間に、
そして、逃げていた自分への絶望
色々な感情が混ざって、ぐちゃぐちゃになって、混乱した。
でも、だからといって
絶望したから、混乱したからといって
逃げちゃいけない。
俺は、今のたまさんよりも
元気に笑っているたまさんが好きなんだ。
そのたまさんに戻すためにも
俺は何かしなければならない…
俺は日記を閉じた。
ショッピ
ショッピ
たまさんの持っていた資料に目をやる。
ショッピ
ショッピ
ショッピ
こんなことにいまさら気づくなんて……
ショッピ
ショッピ
ショッピ
しばらく作業をしていると、扉からノックの音がした。
ショッピ
扉の向こうには、トントンさんがいた…
トントン
トントン
トントン
ショッピ
トントン
トントン
ショッピ
ショッピ
トントン
トントン
トントン
トントン
トントン
ショッピ
書類の整理をやっているのはトントンさんだ。
彼はこんな時に嘘をつく人ではないはずだから、一応信じていいんだと思う。
トントン
トントン
トントン
ショッピ
トントン
トントン
ショッピ
トントン
ショッピ
トントン
たまさんの書類をバラバラめくる。
トントン
ショッピ
トントン
トントン
トントン
トントン
ショッピ
トントンさんの能力は『絶対記憶』。 覚えたいことは絶対に覚えられる。
やから…多分そうなんやろうな。
あいつら…
トントン
トントン
トントン
トントン
トントン
ショッピ
トントン
トントン
トントン
ショッピ
トントン
トントン
トントンさんが俺の書類を持って部屋から出ていった。
ショッピ
トントンさんから受け取ったお菓子を食べつつ、
作業を進めた。
たまside
2月10日 くもり
ショッピくんはあれから毎日私の部屋に来てくれるようになった。
やることは前と変わらない。
書類書いて、ご飯作って
殴られて、罵られて
無能って言われて。
でも、ショッピくんがいっつも私に笑いかけてくれる。
それだけが、今の私の救いになっているんだ。
私は今日書いた日記の内容を思い出しつつ、作業を進める。
たま
ショッピ
たま
ショッピ
作業も一緒にやってくれるから、心細くない。
たま
ショッピ
ショッピ
たま
たま
いってほしくない。
まだここにいてほしい…!!!
たま
たま
ショッピ
ショッピ
たま
たま
たま
ショッピくんは私のようすをみて、察してくれたようだ。
なんか…悪いな。
ショッピ
りまう
りまう
りまう
りまう
コメント
1件
続き待ってます!! フォローも失礼します