俺は先生専用の性処理係です。

最終回

注意事項は第1話を参照に 微💗🧡

イラスト保存禁止

＿＿＿＿月日は流れ、

〜卒業式〜

生暖かい風に、今年は綺麗に咲いた 薄ピンク色の桜、

上品なスーツを着て校長先生の 話を聞く教師の人達、

所々聞こえる啜り泣く声......、、

今日俺は、 この学校を高校生活を卒業する、

ぼーっと、そんなことを考えていた

この次は、 卒業証書授与の時間だ。

涙脆いだから大泣きしてる青ちゃん、

呆れてる桃ちゃんに、黄ちゃん

笑うのを我慢してる赤くんに、 笑いながらハンカチ渡してる紫ーくん

......これからもずっとあの姿を＿＿

卒業式が終わった、

外では友達と抱き合って泣いてる子や 親に感謝を伝えている子もいる、

「絶対また会おうね......、！」

「また一緒に遊ぼうぜ、！！」

「あの頃は......、、」

「ここまで育ててくれて......」

この場にいたらダメだ、

この場に留まる意味もないし、 もう帰＿＿＿

この時、 俺の中の謎の塊が無くなった気がした

唯一の、家族が来てくれて

今まで溜め込んでいたものが音もなく 静かに風に吹き飛ばされたように消えて...

その後は ばあちゃんとこれまでのことを 話しながら帰ったな、w

桃ちゃん達の事や、 文化祭のことや将来のことや............、

これから桃ちゃん達に 話す本当の想いも、

〜家〜

中学に上がった頃、 母親が難病で入退院続き

中3に上がった頃、久しぶりに帰ってくるはずだった両親が交通事故で白い布を被せられた

俺の好きなケーキを 買った帰りに飲酒運転で、

俺はただ呆然と、 布を被せられた両親を見つめていた。

血の繋がった親が、 久しぶりに会うはずの親が

こんな形で再開するなんて、 思わなかった

目元が熱い

泣きたいのに声が出ない、

視界がぼやけて、何も考えられなくて このまま何も......

この言葉を聞いた瞬間、 どこか安心した

ひとりじゃないんだな、って

俺の悲しみが、辛い思いが 桃ちゃんの胸に全部出した

桃ちゃん達は俺を抱きしめてくれて、撫でて、その時間を繰り返していた、

親戚の力もあり 桃ちゃんたちの家の 近くに一人暮らしを始めた。

高校も桃ちゃん達がいる、 俺が今通ってる場所 たまに様子を見に来てくれてる

......高校に入って楽しいこともあったけど

......2つ上の先輩から、 無理矢理犯された 隠し通してたつもりが自傷行為をしているところを桃ちゃんに見られた

....その後は記憶ないけど、 俺は5人の性処理としての関係が続いている、

......なんやかんや濃い3年間だったけど 5人と過ごした時間は本当に楽しかった

優しくて落ち着く紫ーくん

男前で声が優しい桃ちゃん

可愛くてよく撫でてくれる赤くん、

ギターが上手くて 誰にでも敬語な黄ちゃん

馬鹿だけど面白い青ちゃん、

みんな個性が強くて...... いつもそばにいてくれて......、、、

間

初めてこんなセリフを言った、

正直恥ずかしかったし キャパオーバーで消えそう、

............いや、 なんでみんななんも言わんの

正直凄く怖かった、

もう一緒にいてくれないと、 このまま離れていくんじゃないかとずっと思っていたから、 ......けど、

父さん、母さん

今俺はすっごく幸せだよ、

どんだけ俺を、 幸せにしてくれるんだろう

これから先も

この人達と共に歩んでいく、

それが12年間生きてきた 俺の最大の答えや、

–X年後–

『橙、』

綺麗に舞う桜、

青い空に照らされて 広場の道を綺麗に照らしている、

俺は今大学生、 5人とシェアハウスをして 一緒に暮らしている、

ここからは、

大学生、そして 5人の彼女の人生のスタートや、！

END

Thank you