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すたーと

青の部屋

これからどうしよ…

このままだとまた同じことの繰り返しだ

地獄に落ちろ!!

なんて言ったけど…復讐はなぁ

僕にデメリットしかないし…

姫様に復讐なんてしたら あの時の二の舞だ

それに桃くんと赤くんは貴族だし…

僕達6人は確かに仲が良いが 桃くんと赤くんは貴族 僕と黄くんと紫ーくんは平民 橙くんは家紋を捨てて貴族から平民 まぁ魔術の才能があるから 支援してもらっているけど

上手くやったって…どこでバレるかわかんない

そんな事の為に努力なんてしたくない

となると…

あの未来を避けるために 過去(今)を変える

だけど……

あれ…僕悪くないし

状況把握が出来ないような馬鹿じゃないし

親の七光りでもない

僕のあの地位は努力の賜物だし

街の人が言っていたことも一切してない

調子にだって乗ってないし

というか…あの5人といたら調子なんて乗れないし

桃くんと赤くんと黄くんは 大会でも何回も優勝した事のある 強い剣士だ。 大会の準決勝決めはこの3人で決定なほどに

あの未来では王宮勤めになったけど その前は騎士団団長になるとか ソードマスターっていう 最強の剣士になる、とかの 噂が流れていた

紫ーくんと橙くんは 魔塔勤めの方が褒め称えるほどの 魔術の天才。 魔物狩りとか普通魔術師は 剣士のサポート役に徹するけど あの二人なら剣士なんか居なくても 魔物をイチコロにする

とにかく化け物

だけど僕は

魔術剣士っていう 珍しいレアな才能を もった役職ではあるが レアすぎる上所持者が少なく その道に進む事が出来なかった

だから僕は 剣士も魔術も両方習ってたけど やっぱりその道1本の5人には 手も足も出なかった。 まぁ一般的には"強い"って言う 分類にいたけど

あっ…これかな?

僕はあの5人に似合わない…

有り得るなぁ

…なら、桃くんとのこともかな?

僕と桃くんは恋仲だ 桃くんは貴族で僕は平民 桃くんは色々モテてたから 平民の僕は不相応だから?

……でもそれなら赤くんと黄くんもだよね

あの2人も恋仲だし

それに 僕は平民だからこそ 桃くんの隣に並べるよう沢山努力した

喋り方だって 礼儀作法だって 食事マナーだって 社交辞令だって 話術だって 前に出過ぎず、だからといって 後ろに寄りすぎず

悪目立ちしないよう でも舐められないよう

貴族と同じくらいには 接しられていたはずだ

はぁ…なにが問題なんだよ

人を見る目は結構あると思うし

憎まれていることはなかったはずなのに

あはっ笑

こう振り返ってみると…

僕の努力ぜーんぶパァじゃん

……やだな

もういっそのこと……

_______

…よくね?

うん!それがいいかも!

もう報われない努力なんてしたくないし

お母さん達は事故さえ防げは良くない?

僕って天才かも!!

よーし…そうと決まれば

あー…今日は疲れたし

明日から始めよっと

じゃあ今日は寝よ

パチ( Ꙭ) ✰

(ι´Д`)ノ

さてと…連絡連絡!

おはよう〜

朝早くにごめんね?

大事な話があるから〇〇に来てくれない?

じゃぁ待ってるね

Hiri

異世界にもスマホ的なのあるんじゃないですか??????ね????

……(圧)

Hiri

あっ…ごめんなさい

う〜ん!いい朝!

というかここに来るまでに沢山話しかけられたなぁ

ほーんとコロコロ変わりあがって笑

ごめん!遅くなった

あ〜!全然大丈夫だよ!

僕が急に呼んだし

来てくれてありがとう!

桃くん!

で?話って?

お前昨日起きたばっかりなんだからあんまり無茶するなよ

心配する

もう心配なんてしなくていいよニコ

は?

いや無理だろ

青は俺の大事な恋びt

別れよ!

…え?

なんて…

だー かー らぁ!

桃くん!別れよ?

なんで?…嫌だよ

う〜ん…でも僕も別れてくれないの嫌なんだよね

ッッ!!なんで!!!

なんで急にそんな事ッッ!!

え〜?別に急にじゃないよ?

桃くんの隣は僕には疲れるの

え?

桃くんさぁ…自分の身分考えてよ

桃くんは貴族様だよ?それにすっごい強い剣士

そんなの僕なんか釣り合わないよ

なんだよそれ!!

俺は生まれなんか気にしねぇ!

それに青だって魔術剣士で凄い奴じゃん!!

そんなんじゃぁ納得できない!!

……あのねぇ桃くん?

僕…結構努力したんだよ?

貴族に負けないよう

礼儀作法も社交辞令も

でもそれ疲れちゃった

…え、

魔術剣士もさぁどう頑張ればいいのかわかんなくて、ひたすら色んなの試している状態なの

でもぜーんぜん出来ないし

僕もう疲れちゃったの

俺は青がいてくれれば…それでッッ

桃くんが良くても周りが許さないの

今はチヤホヤされてるよ?

でもそれはいつまで?

永遠なんて誓えないよね?

人なんかころっと変わっちゃうんだから

桃くんも

…?

いつ僕のこと捨てるかわかんないじゃん

は?…俺は絶対捨てたりしない!!

…絶対なんかないよ

いや!!絶対だ!!

無理だって!!!!!

ビクッ

……はぁ…

桃くんは貴族でしょ?

跡取りじゃん

まず桃くんの気持ちが変わらないとしても僕とは無理なの

そんなことない!!

俺がソードマスターになれば跡取りの話も無くなる!!

前話しただろ!?

えー…そんな話したっけ?

3年前の会話なんて覚えてないよ…

でもまぁ それなら僕がずっと桃くんの傍にいた理由が分かるかも

う〜ん…でもな〜

実際は違うしなぁ

ねぇ…ギュッ

俺やだよ

青と別れたくないッッ

青がいいのッッジワァ

……

ねぇ桃くんニコ

!!

青ッッ!!

それでも僕は無理!

……え?

これは僕だけじゃない

僕達の為…

あの後…どうなったかわかんないけど

みんなの人生には必ず 『僕を裏切った』っていう タグが着く

みんながそれを気にするかは 別だけど

みんなは綺麗な人であって欲しい

僕自身が傷つきたくないって のもあるけど、 この理由は結構おおきかったよ?

は?…俺たちの為…??

今はわかんなくてもさ!!

いつか…きっと理解出来る時が来るからさ……

……でも!納得いかない!!

なら…3年後。

3年後…?

うん…3年後

3年後も僕のこと好きだったら

また僕に告白して?

…それって夢のせい?

ただの夢じゃないの…

夢じゃないの…

まぁ!今桃くんがなんと言おうと僕の考えは変わらないよニコ

青ッッ…ギュッ

ごめんね…ギュッ

今ぼくはそんなに余裕がないの

……ッッ

じゃぁね

バイバイ…

あっ…

桃くんはなにか言おうとしてたけど 僕は振り返らずに帰路につく

トコトコ…

……

みんなは綺麗な人であって欲しい

はぁ…こんなん思ってたら

復讐なんて出来ないじゃん…

でも…これが僕の選択かなぁ

遅くなってすみません🙇‍♀️

ただいま私…スランプ気味でして

これからの話 少し雑になってしまうかもしれません

そのせいで『優しい夢』のほうも 連載が一時的ストップしています

本当にすみません<(_ _)>

僕はもう間違えない

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