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☆大好きだから、、、☆

2 - ☆穂乃果と颯太

♥

21

2020年11月22日

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理奈

お〜

理奈

颯太か〜!

穂乃果

なんか、恥ずかしいね

理奈

ふふっ

穂乃果は、頭から火が出そうなほど顔が赤い。

颯太は、私の友達でもある。

入学したとき、席がたまたま近かったという理由かな。

理奈

颯太のどんなところが好きなの?

穂乃果

すっごい

穂乃果

恥ずかしいんだけど…

穂乃果

私ね、入学したとき、こんなことがあって…

入学式当日。(穂乃果目線)

私は、とても緊張していた。

なんでも、仲が良かった友達と、違う高校になったから、余計に。

友達できるといいなぁ。

教室についた。

穂乃果

ここか…

緊張しながらも、ドアを開けて、席に着いた。

そのときに後ろの席だったのが颯太くん。

ちなみに、颯太の後ろの席は理奈だった。

私がガッチガチに固まっていると、

颯太

はじめまして

肩を、とんとんと後ろからつかれた。

優しい声だった。

颯太

俺、颯太!

颯太

よろしくね!

そのとき、私はどきっとした。

優しい声だけど、明るい声で、

少し子供っぽい笑顔。

穂乃果

は、はじめまして!

颯太

もしかして、緊張してる?

颯太くんは、いたずらっぽく言ってきた。

穂乃果

ちょ、ちょっとだけっ

颯太

あんなに固まってたのに?

穂乃果

み、見られてたんだ…

颯太

ははっ

颯太

仲良い子は、他の学校?

穂乃果

うん…

颯太

実は、俺もなんだ

颯太くんは、歯を出して笑った。

颯太

この学校で初めての友達だ!

初めての、友達?

私が…?

颯太くんは、私に手を伸ばした。

颯太

よろしくね!

初めての友達…か…

私はなんだか、とても嬉しくなった。

私も、手を伸ばして、握手した。

嬉しくて、笑顔になっちゃった。

颯太

穂乃果

颯太

笑ってくれたっ

颯太

可愛いね…

穂乃果

え?!

驚いて、目を大きく開けちゃった。

颯太

まあ、もともと可愛かったけど…

颯太くんは、握手した手を離して、頭をかいた。

顔が少し赤かった。

穂乃果

…それが、颯太との出会いなんだ

理奈

それ、絶対好きじゃん!

穂乃果

え?

理奈

颯太、それ、穂乃果のこと好きだって!

今の話を聞いた限り、絶対に両思い。

穂乃果

そ、そうなの?

理奈

穂乃果、もしかして天然?

穂乃果

へ?

理奈

だ、か、ら!

穂乃果の肩を掴む。

理奈

自信持った方がいいよ!

穂乃果

でも…

穂乃果は、下を向いて、歩き出した。

理奈

せっかく席も近いんだし、もっとアピールしなよ〜

穂乃果

もし、勘違いだったら?

理奈

自分の思いを正直に伝える!

穂乃果

そ、そんなストレートなことできないよ!

理奈

あ、そうだ!

せっかく私と颯太が仲いいんだし、すごくいいチャンス!

理奈

私が颯太に、穂乃果のことどう思ってるか、聞いてみる?

穂乃果

いいの!?

穂乃果は、顔をぱっと明るくして、私の方を向いた。

理奈

もちろん!

理奈

任せて!

穂乃果

ありがと〜

理奈

ううん!

次の日。

穂乃果

り〜な!

理奈

わっ!!

朝、登校していると、後ろから穂乃果が突撃してきた。

穂乃果

びっくりした?

背中からひょこっと顔を出してきた。

理奈

めっちゃびっくりしたよ〜

穂乃果

ふふっ

教室まで、2人で歩き出した。

すると、

颯太

よっ

颯太

おはよっ

後ろから、声がした。

理奈

あ、颯太

颯太は、ポケットに入れていた手を片方出して、私達に手を振ってきた。

理奈

おはよ〜

私も、手を振り返した。

ちらっと穂乃果の方を見た。

恥ずかしいのかな?

一回も目を合わせようとしない。

それに、顔が赤い。

颯太

穂乃果ちゃん?

颯太

おはよ!

穂乃果

お、おはよう!

顔を赤くしたまま、目だけ颯太の方に動かして、手を小さく振った。

穂乃果、可愛いなぁ

穂乃果なら、可愛いし、性格も良いし、それに、一途だから、お似合いだと思うな…

私は、本気で応援すると決めた!

☆大好きだから、、、☆

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