私は君が嫌いだ
人気者で、なんでも出来て
そんな、勝ち組の人間なんて 好きじゃない。
君
私
私
いきなり話しかけてくる君。 どうして私なんかに話しかけるのかな
君
私
君
君
出たーー!! 人気者あるある!!
私はその気持ちがわかりません!!
私
君
君
私
私
君
君もですけど。
君
私
朝から振り回されて… こっちが大変だ。
皆
皆
今は体育の時間だ。 走り終わった君への歓声が鳴り響く。
かっこいい、なんて騒いでいる。 今は体育の時間だぞ。
……まぁたしかに かっこよかったけど……。
私
そんな気持ちは、黄色い歓声に 飲み込まれて消えてった。
先生
いまは数学。 難しすぎて入ってこない。
こうやって、先生の話を何も聞かずに
君の横顔を見るのが好きだ。
私
君の事になると、調子が狂う。
……早く帰りたい。
私
学校が終わって帰り道。 今日は本当に大変だった。
君
君
私
君
ドキッとした。
私
君
知ってるんだ
この気持ちが恋ってこと
気付きたくなかったんだ
君は、人気者だから。 相手になんかされないから。
でも、どうしても好きで
この気持ちを偽って。
こんな私でも
私
君
君
あ、
言ってしまった 練習してないのに。
………でも 言えたんだから頑張らなきゃ。
私
私
君
君
私
君
「お前にだよ」
コメント
2件
わー、あっま。
甘っ…なんて可愛い二人なんでしょうか…