私は君が嫌いだ
人気者で、なんでも出来て
そんな、勝ち組の人間なんて 好きじゃない。
君
おはよ!
私
!?
私
あ、お、おはよ…
いきなり話しかけてくる君。 どうして私なんかに話しかけるのかな
君
はぁぁぁ、今日も一日頑張るかぁ…
私
なんか、やる気ないね…?
君
だって…
君
毎日男女に囲まれるの、めんどいんだもん
出たーー!! 人気者あるある!!
私はその気持ちがわかりません!!
私
あ、そ、そうだね…はは…
君
三葉は?
君
最近、嫌な事とかあんの?
私
うーん、強いて言うなら…
私
人気者が嫌い…かなぁ…
君
分かる(即)
君もですけど。
君
まっ、とりあえず今日も頑張ろー
私
そうだね…
朝から振り回されて… こっちが大変だ。
皆
きゃーー!!
皆
優くん凄い!!
今は体育の時間だ。 走り終わった君への歓声が鳴り響く。
かっこいい、なんて騒いでいる。 今は体育の時間だぞ。
……まぁたしかに かっこよかったけど……。
私
(私、何考えてんの…!?)
そんな気持ちは、黄色い歓声に 飲み込まれて消えてった。
先生
で、ここがこうで_____
いまは数学。 難しすぎて入ってこない。
こうやって、先生の話を何も聞かずに
君の横顔を見るのが好きだ。
私
(マジで何考えてんの…!!!)
君の事になると、調子が狂う。
……早く帰りたい。
私
やっと終わった……
学校が終わって帰り道。 今日は本当に大変だった。
君
おーい!
君
三葉も帰り道こっちなんだ?
私
ぇ…まぁ…そうだけど
君
一緒に帰ろーよ!
ドキッとした。
私
……は…?
君
?
知ってるんだ
この気持ちが恋ってこと
気付きたくなかったんだ
君は、人気者だから。 相手になんかされないから。
でも、どうしても好きで
この気持ちを偽って。
こんな私でも
私
……好きになってくれる…かな…
君
え、何、
君
お前、恋してんの、?
あ、
言ってしまった 練習してないのに。
………でも 言えたんだから頑張らなきゃ。
私
うん、してるよ
私
____君に。
君
……!!
君
…俺もさ、恋してんだよね
私
誰に、?
君
決まってんだろ?
「お前にだよ」






