私は 、喜夛野くんが一旦家に帰り 、弟くんと妹ちゃんを連れて戻ってくると 早速 、自分の家に案内した
ちなみに守琉にはもう連絡は済ませてある
宮野 栄利香
えっと 、ここが私の家…です
喜夛野
…綺麗な家だね
宮野 栄利香
あ 、上がってください
喜夛野
それじゃあ…お邪魔します
宮野 栄利香
は 、はい…!!
ちなみに喜夛野くんの弟は瑞希 、妹は楓という名前らしい
喜夛野
…”瑞希” 、”楓”お邪魔しますは?
瑞希
お邪魔します!
楓
お邪魔します…
兄弟だから喜夛野くんに似ててかわいい…じゃなくて!!よく似てるな〜…
宮野 栄利香
えっと 、ここがリビングで…
瑞希
…!わぁ 、でっかいお兄ちゃんが居る…!!
宮野 栄利香
…!守琉 、ごめん
宮野 守琉
…姉ちゃん遅いし
喜夛野
…君が宮野さんの弟?
宮野 守琉
…だったらなに 、
喜夛野
俺喜夛野 、よろしくね
宮野 守琉
…守琉です 、よろしく
な 、なんだか守琉…ちょっと不機嫌…?
そ 、それも仕方ないよね…私が急に人を呼ぶなんて言うから
宮野 栄利香
私は料理を作ってくるので
宮野 栄利香
じ 、自由にくつろいでてください!!
宮野 栄利香
ほら守琉 、楓ちゃん瑞希くんと遊んであげて
宮野 守琉
え 、なんで俺が……
瑞希
兄ちゃん遊ぼうぜ!!
楓
…お兄ちゃんよりも小さいお兄さん
宮野姉弟の心の中)楓ちゃん口悪…っ
喜夛野
こら 、楓…
楓
…本当のこと言ってごめんなさい
宮野 守琉
う 、うん……
喜夛野
…ごめんね宮野くん 、悪気はないんだ
宮野 守琉
は 、はぁ……
楓
あら使用人 、この紅茶とても不味い葉ね
宮野 守琉
え…何その設定
楓
…いいから続けて!
宮野 守琉
…すぐ入れ直します
瑞希
全く 、これだから最近の〜〜〜。
守琉 、あの子たちと遊ぶの大変そうだな…
…喜夛野さんも 、普段大変そうだ
…守琉達の為にも早く料理を完成させないと
宮野 栄利香
えっと 、次はこれを……
喜夛野
…料理 、手伝わせて
宮野 栄利香
…!喜夛野さん
宮野 栄利香
ゆっくりしてたら…って言っても
喜夛野
うん 、ゆっくりは出来ないからね 笑
宮野 栄利香
あはは…
喜夛野
…最近 、夜にやってるドラマにハマってるみたいで…
喜夛野
おままごととかも 、子供向けではないようなんだよね……
宮野 栄利香
そ 、そうだったんですね…
え 、影響力………
喜夛野
…とにかく 、守琉くんの為にも早く料理を完成させないとね
……いや 、待てよ?
宮野 栄利香
…それって喜夛野さん 、善意でやってるんですか……?
喜夛野
…え?
宮野 栄利香
いや…その 、
宮野 栄利香
…喜夛野さんがあのおままごと抜けたら
宮野 栄利香
守琉の負担が大きくなるし 、料理をやったら
宮野 栄利香
……逃げれるし……………?
宮野 栄利香
もしかしたらと思って……?
喜夛野
あー…
喜夛野さんは少し困ったような顔をして
喜夛野
…鋭いね 笑
やっぱり……!!!
喜夛野
…というか 、逃げれるという所までは考えてなかったな
宮野 栄利香
へ?
喜夛野
…おままごとの負担を宮野くんに分けるのもそうだけど 、
喜夛野
…宮野さんと料理をしながら話すことの方が
喜夛野
おままごとよりも楽しいかなって思ってたんだけど…
喜夛野
…だめだった?
喜夛野
そんな理由じゃやっぱり 、手伝っちゃだめかな?
喜夛野さんは少し上目遣いで頼んできた
宮野 栄利香
い 、いいですよ……!!!勿論!!!!
喜夛野
やった〜 、嬉し、 笑
あ 、あざといの自覚してないのかな……?
宮野 栄利香
そうと決まれば 、早速
喜夛野
うん 、作ろうか







