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主
行ってらっしゃい
ダリア・マドル
ｯゲボｯ（吐血）
グリア・マドル
（この魔法は！！）
イノセント・ゼロ
君の言う通りだグリア
グリア・マドル
我が君！
イノセント・ゼロ
ガンッ（ダリアの腹を踏み）
ダリア・マドル
ｯ！！あ"あ"ぁ"あ"ｯｯ（泣）
イノセント・ゼロ
痛いか？苦しいか？
ダリア・マドル
い"、やｯやめｯ
イノセント・ゼロ
ダリア……私も自分の部下にこんな事はしたくない
（踏んでいる足に体重をかけ）
（踏んでいる足に体重をかけ）
ダリア・マドル
う"ｯぐ あ"ぁ"ｯ
イノセント・ゼロ
でも……それはあくまで
部下に
イノセント・ゼロ
だ
イノセント・ゼロ
私が思っている部下とは、私の為に自ら自身の命、体を捧げる者だ
イノセント・ゼロ
グリア……お前は可哀想だな
イノセント・ゼロ
お前はこんなにも私に尽くしているのに、
息子はそうでは無く、主に殺されかけている
息子はそうでは無く、主に殺されかけている
イノセント・ゼロ
さぞ胸が苦しいだろう……自身の努力が何も報われて居ない気がして……
グリア・マドル
……
グリア・マドル
そのような事はありません我が君ﾆｺ
グリア・マドル
貴方様に対して無礼を働いたバツです。
殺されるのが普通なのですから、
私は痛くも痒くもございません
殺されるのが普通なのですから、
私は痛くも痒くもございません
イノセント・ゼロ
ﾆｺ）流石私の"部下"だ
ダリア・マドル
ハァ……ハァ……
イノセント・ゼロ
（……私の攻撃でまだ生きてるのか……ん？）
イノセント・ゼロ
……ｶﾞｼｯ（ダリアの髪をつかみ）
ダリア・マドル
い"ｯ
イノセント・ゼロ
ほぉ…"防御、守護魔法"がついたヘアピンか
ダリア・マドル
！！
イノセント・ゼロ
誰から貰ったのかは知らないが……
（ﾎﾞｷｯ（ヘアピンを壊し床に投げつける）
（ﾎﾞｷｯ（ヘアピンを壊し床に投げつける）
ダリア・マドル
あｯ……（泣）
イノセント・ゼロ
あぁ……なんと可哀想な子だ
イノセント・ゼロ
（ダリアの頬に触れ）魔法を奪われ魔力も奪われ
自身の宝物を壊されるなんて……
可愛そうで仕方ないよ
自身の宝物を壊されるなんて……
可愛そうで仕方ないよ
ダリア・マドル
ｯ！！お前ｯ！
イノセント・ゼロ
は？誰に向かって口聞いてんだ？魔法不全者
ダリア・マドル
っ、
イノセント・ゼロ
魔力が尽きたお前に用は無い。死ね
イノセント・ゼロ
（ダリアに杖を向け）
ダリア・マドル
やめ＿＿
ザシュッﾊﾞﾝｯ
ダリア・マドル
ハァｯ……ハァｯ……
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
死にたくないｯ
まだ、オーター達と話したい、まだ
ダリア・マドル
（生きたいｯ）
イノセント・ゼロ
身体の半分を抉られているのにまだ生きようとするとは……醜くて仕方ない
醜い？そんなの知らない……俺は、約束を＿＿
ダリア
？？？
ﾆｺ
ダリア・マドル
あ……
……うん。寂しかったよね……ずっと人りだったもんね……今行くよ
ダリア・マドル
母様……
ダリア
ここは……あたた、かい
グリシャ（母）
ダリア
グリシャ（母）
おいで（手を広げ）
ダリア
！！母様ｯｯ（泣）
ダリア
ギュッ）母様ｯかあさまぁｯ！！（泣）
グリシャ（母）
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ）よく頑張ったわねダリア……ほんと、
よく我慢したわ、偉い子ね
よく我慢したわ、偉い子ね
グリシャ（母）
もう……何も苦しまなくて良い……
我慢しなくて良いのよダリア
我慢しなくて良いのよダリア
ダリア
俺に、そんな資格あるのかな
グリシャ（母）
貴方はもう充分過ぎるほど頑張った、今は、
休みましょう？ﾆｺ
休みましょう？ﾆｺ
ダリア
！あぁ……母様！
グリシャ（母）
一緒に散歩しましょう。沢山、沢山お話しましょう、ここの事、これからの事
ダリア
はい！
グリシャ（母）
ﾆｺ
グリシャ（母）
屈んでくれる？
ダリア
？あぁ
ふわっ
ダリア
花輪？ふふ綺麗
グリシャ（母）
「カキツバタ」って言う花なのよ
ダリア
綺麗だね母様ﾆｺ
グリシャ（母）
えぇ……
グリシャ（母）
今まで苦しんできた貴方にピッタリの花だわ（ﾎﾞｿ
ダリア
？母様？
グリシャ（母）
なんでもないわ。さぁ行きましょう、他にも沢山綺麗な花があるのよﾆｺ
ダリア
！はい！
カキツバタ・・・・『幸せは必ず来る』 『幸福が来る』
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