いつもの帰宅路を歩きながらふと空を見上げる。
…今日は満月だ。 柄に合わないと思うが綺麗だなと少し思う。
sha(シャオロン)
いつもの事やけど、上司から書類やり直してこいと怒鳴られるわ 部下には書類押し付けられるわ 夜遅くまで残業するわ…
sha(シャオロン)
土日も仕事、祝日も滅多に休みなし …まぁ、社会人になったら当たり前なんやろうけどさ 給料も高い方やし、…あんま文句は言えへんけど…けど…
sha(シャオロン)
sha(シャオロン)
__大きい溜め息を吐き、学生の頃の時代を思い出す。 …いっつも外に居て、親に遅くまで遊びに行くなって怒られたなぁ… 勉強も、テストが最悪で友達とよく補習してたし 中3から、テスト週間はずっと親の監視下で勉強してたよな…そしてスマホさえ触らしてもらえんかったし…あー…懐かしい…w
高校は高校でバイトしまくって 貯めた金で友達とはしゃぎ回ってたしなー…
sha(シャオロン)
sha(シャオロン)
自分の好きなことを沢山しまくって 笑いまくって
親にも担任にも色んな奴から叱れたけど あん時の自分、とても輝いてた
sha(シャオロン)
__家までもうちょっとなんや
晩御飯食ってはよ寝よ、と 手に持ってるコンビニ弁当等が入ってるコンビニ袋を見て
ふと、なんか周りが五月蝿いなと思い
少々嫌な顔を浮かべ、前を見ると
sha(シャオロン)
別に今通ってる帰宅路は車がよく通る場所じゃないのに
でも目の前にもうスピードで走ってくる車は確かで
__物凄い音と身体が宙に飛ぶ感覚
生きたかったとか何かを考える暇もくれず
すぐに意識を閉じた。
…此処、…はどこ…や…?
俺は何処かへ寝かされているという感触を感じ
少し重い瞼を開けた。
sha(シャオロン)
俺の口についとるのはドラマくらいしか見たことない呼吸器で
何で俺がこれをつけてる?と疑問に思いながらも …手に何か握られてるような違和感がある、と感じ
顔を横にしてみると、そこには
sha(シャオロン)
???
…寝てる…んだろうか 俺を手を握る、オレンジの和服を着ている男性が目に入った。
…ん?オレンジの和服…?
sha(シャオロン)
しかも俺の名前呼んでるし… 普通和服を着て病室に来るのもないだろうから…
sha(シャオロン)
???
sha(シャオロン)
???
オレンジの和服を着た男性が唐突に起きると顔を上げて俺の方をみた。 顔に天の紙をつけてる、…絶対に俺の友人ではないと思った矢先
???
sha(シャオロン)
凄く嬉しそうな表情を浮かべ 俺に抱き着いてきた…ってきもいんだけど?!!
???
sha(シャオロン)
???
sha(シャオロン)
???
???
sha(シャオロン)
???
オレンジの和服を着た男性は途中で泣き声ながらも俺に叫んでいた。 今も涙を流しながら俺を見てくる。
sha(シャオロン)
sha(シャオロン)
???
俺は、あん時アイツが驚いてる表情を何故か鮮明に覚えている。
コメント
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別世界線に飛んでしまった系カァー?大好き
好きです←キモっ
は?????大好き