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よもぎ視点
四葉よもぎ
盲点だった、ここ大規模な図書館だから迷宮なのは確定していたのに…
緑葉
四葉よもぎ
緑葉
そう言いながら、緑葉は1つの本を本棚から取って、私に渡した。
四葉よもぎ
徐々に読み進めていくうちに、聞きなれない単語が増えていくが、知ってる言葉を抜粋しながら本に目を通す。
緑葉
四葉よもぎ
緑葉
緑葉
四葉よもぎ
緑葉
四葉よもぎ
四葉よもぎ
緑葉
四葉よもぎ
緑葉
四葉よもぎ
そう話しかけたところで、本をそっと閉じた。
四葉よもぎ
緑葉
私達は図書館を出た。
ガチャ、と扉を開けると店主が｢いらっしゃい｣と言う
四葉よもぎ
やっとの思いで椅子に座る。今思えば、転移した時から一度も足を休ませていなかったと思い出した
店主
四葉よもぎ
メニューを見ると、よく分からない食べ物がある。これだけでは何も分からないので、注文のしようがないのだ。
そんな私を見かねた緑葉が、先に注文する。
緑葉
四葉よもぎ
店主
ここの店主さんは、人当たりがいいのだと会って間もないが、そう思う。
少しして、注文の品が来たので食べてみると、何か分からない肉の中から肉汁がジュワッと溢れてくるのと同時に熱い。恐らくは焼きたてだろう。
四葉よもぎ
緑葉
四葉よもぎ
緑葉
するとこのお店はテレビに似たような物が置いてあったので見てみると、緑葉の居た村がある国に一揆を起こしたらしいけど、返り討ちにされて、挙句の果てには燃やされたのだとか。
四葉よもぎ
映像からは、見るに堪えない悲惨な光景が映し出されていた。黒焦げになった人々や、燃えている村があったのだ。
緑葉
緑葉は育ちが燃やされている村だったので、衝撃は私より凄いだろう
緑葉は映像を見て固まっていた。いや、動けなかった。
四葉よもぎ
緑葉
四葉よもぎ
緑葉
私は強引にでも緑葉の手を引っ張る。店主には緑葉から貸してもらったお金で支払った。とにかく出たかった。
私は飲食店から出て、無我夢中で歩いていた。緑葉も放心状態だろう。
すると、道行く人の肩に当たってしまった。男性で、背は私より高いけど、同じ年の子ぐらいだ。
？？？
四葉よもぎ
？？？
少しの間、沈黙があったがそれを破ったのは向こうの方だった。
？？？
四葉よもぎ
この世界にまだ来たてなのに、向こうが知ってるのはおかしいけれど、言及しないでおこう
ナツキ
四葉よもぎ
四葉よもぎ
ナツキ
四葉よもぎ
緑葉
ナツキ
ナツキの第一印象は、"表情が乏しい人"だった。
まぁ、それは気にしてはいないけどね
その時、後ろから空気を掠める音がして、つい後ろを振り返ってしまった。
ナツキ
四葉よもぎ
To be continue…
