僕の人生は素晴らしい人生だった
友人A
おい!真司ゲーセン行こうぜ!
真司
え!うん
友人B
いいじゃん!俺も行く!
友人A
じゃー真司カバンもて
真司
はい
友人B
それでさー…
友人A
あ!金ねぇー!真司財布出せ
真司
え……でも…
友人A
は?俺たち友達なのに?
友人B
ありえねぇー
真司
わ、わかったよ!
とてもいい友達に囲まれている……
友人A
じゃーなー
友人B
またなー
真司
うん!
友人A
やっぱあいつバカだよなーw
友人B
それな!ちょれ~‼
本当は気づいてる 僕は友達がいないから
真司
今日の晩御飯何かな
それでも僕が僕に嘘をつくのは お母さんがいるから
真司
ただいま~
母
おかえりなさい!
妹
ににぃ!おかえり!
真司
うんただいま
母
帰るの遅かったわね
真司
あー友達と遊んで来たから
母
あら!楽しかった?
真司
うん!
ほら言ったでしょ、 こんなに優しい家族に心配させたくない
真司
わ~‼ハンバーグ!
母
真司すきでしょ?
真司
うんとても!
小学生の時はとても楽しかった 変わり始めたのは中学生 仲の良い友達と2年の時に離れてしまった
妹
2にぃ!寝る前のお絵本読んで?
真司
もう寝るの?
妹
え?もう9時だよ
真司
あっ!お子様はもう寝る時間だね!
妹
もう、お子様じゃない!!
真司
(絵本読んで寝る時点で………)
真司
んじゃー読むよ
僕生まれ変わりたい そんな願いが叶うはずもない でも、1つだけ方法がある
真司
どこにあったけ?
もう、何年も前に死んだ、祖父が言っていた
祖父
いいかい?
祖父
人生に困った時は
祖父
「天使のカルテット」
祖父
に、頼りなさい
真司
天使のカルテット…?
祖父
そう、天使が奏でる四重奏
祖父
その音色は人生で1番
祖父
お前にとっていい夢を見してくれる
真司
なんか、使わなそう
祖父
ハハ!まぁお前はまだ若い
祖父
その内分か
真司
あ、うん
その時の祖父の顔は 遠い恋人を見るような 儚い目だった
真司
あった
上位3隊「父」の階層 その中の1人 セラフィム その像を祖父が持っていた
真司
まさかこの家に屋根裏部屋があったとわ……
真司
しかも、この像しか置いてない
なぜ祖父が持っていたかは教えてくれなかったが、毎日この像に拝むといいらしい
真司
早速今日から始めるか!
天使に拝み始めて3日後
真司
なんか、背中痛い……ちゃんとベットで寝たのに…
母
あら、おは……
母
なんか、神々しいわね
真司
…へ…?
妹
2にぃ!眩しい!
妹
お天使様みたい!!
真司
は?!