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糸こん
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糸こん
内勤さん
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俺が2人を家に呼び出した理由はお願い事を聞いて貰うためだ。ホトケは怪しいけど初兎ちゃんは助けてくれると信じてる。
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ニヤニヤ笑いを浮かべるホトケへ軽くチョップをくらわせ、本題を聞く気がありそうな初兎ちゃんに向けて頭を下げる
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この間の飲み帰り、まろからアフターのお誘いがあったのに行けなかった事、店休日に俺とデートしてくれると言ってくれた事、そして片思いの子とデートした事がないから相手に喜んで貰えるプランや服装を一緒に考えて欲しい事を伝えた。
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俺より通っているだろうホトケですら経験していない店外に誘われるなんて少しは脈アリだと期待しても良いのか？と浮かれかけた心に待ったをかけられる
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そう言えばそうだった、と面白がりながらイムショウが俺の方へ向き直ると分かりやすく腕を組んだ
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ホトケにしては珍しく役立ちそうな案に家にあるスーツを頭に浮かべ、過去に会食等で訪れた美味しい料亭などを思いだす
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初兎ちゃんの意見にホトケと二人して納得してしまう。あの日のまろは確かに色っぽくて可愛くて最高だった。もちろん普段のスーツ姿も色気あるし格好いいんだけど和服の魅力がね…
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先走り過ぎだと止められてホテルの予約は出来なかったけど『内藤ないこ』一世一代の大舞台に立たされてる気持ちでしくじれば次回のない、やり直しがきかない1日へ思いを馳せるのだった…
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