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僕はもう、あんな大きな 暗の中だってこわくない。 きっとみんなのほんとうの さいわいをさがしにいく。
––– 宮沢 賢治 『銀河鉄道の夜』
屋上
夜彦
神崎先生と会話した後、 急に睡魔に襲われ 目が覚めると学校の教室にいた。
持ち物の教科書を開いたり 階段に行ってみたが もう、“あの違和感”は どこにも存在していなかった。
“彼女”について話し終えた後、 違和感について聞いたところ アレは“あの世界”の耐久値 の表示と比例していたらしい。
つまり、神崎先生でも あの世界は不完全だったのだ。
まあ、先生自身が元々創った 世界と類似したコピーだったから データ算出も完全じゃなかった のかもしれない。
でも、今となっては どうでもいいことだ。
夜彦
虎走 久遠、彼女の存在は 先生の力でこの世界の 人間の記憶には一切残っていない。
だが、俺は覚えている。
あの悪夢のような日々、 無かったことにはできない。 この力を記憶に干渉させることは 法律で禁じられている。 でも早く忘れたい。
夜彦
これが俺の“罰”だ。
恵まれた環境を当たり前と捉え、 幼馴染を勘違いさせて 他の人間を巻き込んだ“罪”。
神崎先生の罪を俺は許さないし、 俺も許されないだろう。
夜彦
照りつける日差しを 手で覆いながら、俺は 思いをしまい込んで 屋上を後にした。
屋上
天望
あの後、あっしは 時空に干渉できる力を渡された。 言い換えれば、神様の見習い達の 生きていた世界に行くことが できる力だ。
天望
雫
天望
雫
遥翔
雫
遥翔
話し終えるとソイツは 雫の顔の前に手をかざした。
天望
あっしは思わず暗がりから 姿を現し、彼を突き飛ばした。
遥翔
雫
遥翔
天望
雫
遥翔
天望
天望
雫
遥翔
遥翔
雫
天望
遥翔
天望
遥翔
遥翔
天望
遥翔
遥翔
天望
遥翔
天望
遥翔
遥翔
雫
遥翔
雫
遥翔
天望
遥翔
天望
遥翔
遥翔
遥翔
雫
遥翔
天望
遥翔
天望
天望
遥翔
天望
遥翔
天望
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
遥翔
天望
雫
天望
雫
天望
雫
天望
雫
そして、あっしは 次の人間を救うべく 歩みを進めた。