エウデュリケ高等学校│生徒会室
あの後私たちは男を生徒会室まで連れていった。
ナワーブ
早く吐けよ〜
ノートン
吐いた方が楽だよ?
見ての通り今は組織の情報を吐かせてる最中なのだが
○○
(いやコイツらの方が裏社会の方な気がするんだが???いつから生徒会室は拷問室と化したの?)
イソップ
その男の身元調査終わりました
イライ
お嫁さんと中一の娘1人……か
イソップさんは2~3枚の資料を片手に男の前に立った。
イソップ
あなたに選択肢をあげます。
その1 僕達に情報を吐く
その2 情報を黙秘し、あなたの親族を永遠の眠りに葬る……か
さぁどちらにしますか?
その1 僕達に情報を吐く
その2 情報を黙秘し、あなたの親族を永遠の眠りに葬る……か
さぁどちらにしますか?
イライ
監禁されたことに対する恨みが滲み出てるねー
イライさんは、資料で男の頬を撫でるイソップさんはを見ながら、私にそう言った。
──────────
「反社会的組織 RABBIT その名はここら一体だけでなく世界まで名を轟かす。」 「殺人 暴力 脱税 犯罪と呼ばれるもの全てをこなしている。。。」
○○
やばたにえーん
食堂
ウィラ
○○……言葉遣いどうしたの??
○○
ウィラ先輩この世には知らなくていいことがあるんですよ★
ウィラ
じゃあ気にしない事にするわ。じゃあ気をつけなさいよ〜
そういいヒラヒラと手を振りながら去っていった。
○○
(あれ机の上に忘れ物??)
ウィラさんが座っていた机の上にいつの間にか私の好きなお菓子屋さんの袋が 置いてあった。
”○○へ 目の下隈できてるわよ。 大変なのは分かるけどレディーは身だしなみに 常に気をつけなさいよ 後あなたが好きって言ってた、 お菓子屋さんこないだ前を通ったから買っといたわ。 私も食べてみたけれど美味しいわね。 じゃあ頑張りなさいよ ウィラより”
袋に綺麗に貼られたオシャレな手紙を読み、 私は微笑んだ