わたしのアール × 25時ナイトコードで
わたし屋上で靴を脱ぎかけた時に 三つ編みの゙先客”に声をかけてしまった
奏
ねぇ やめなよ
口がついてただけ
奏
…
本当はどうでもよかった
奏
…
先を越されるのが なんとなく ゙癪だった”
三つ編みの子は語る どっかで聞いたようなこと
絵名
…運命の人だった
絵名
どうしても愛されたかった…!
奏
…ふざけんな!
奏
そんなことくらいで,
奏
…わたしの先を越そうだなんて
奏
欲しいものが手に入らないなんて,
奏
奪われたことすら…
奏
…ないくせに!
絵名
…話したら楽になった
って三つ編みの子は ゙消えてった”
さぁ今日こそはと
靴を脱ぎかけたらそこに
゛背の低い女の子”
また声をかけてしまった
奏
ねぇ…
背の低い子は語る
クラスでの孤独を
瑞希
無視され,
瑞希
奪われ…
瑞希
…居場所が…ないんだ…
奏
…
奏
ふざけんな!
奏
そんなことぐらいで…
奏
私の先を越そうだなんて…!
奏
それでも,
奏
うちでは愛されて…
奏
温かいご飯もあるんでしょ…!?
瑞希
…
瑞希
,お腹がすいた
背の低い子は消えてった