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蟹太郎達は蛹藁の分給10万(単位はイランリヤル)の依頼を達成しようと前回決意を固めた。

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今回も最後まで是非とも読んでくれ。前の2話と比べて今回は長いぞ。

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ちなみに10万イランリヤルは約350円である。それでも分給350円は年給1.8億円なので相当高い。

蛹藁先生

それでは私に振り落とされないようしっかり捕まるのだ。

蟹太郎

え、何されるの

蛹藁先生

なに、私が存在している場所の座標軸を圧縮して瞬間移動するだけだ

胃蘇仁

じゃあこの場所の座標軸ごと変えろよ

胃蘇仁

先生が女子に自分と接触させるよう仕向けるのは犯罪でしょ

海老酢

え?分給10万に比べたら大したことないよ

胃蘇仁

オカネノチカラッテスゲー!

蛹藁先生

それでは行こうか。無限の彼方に。

その言葉と共に蟹太郎達と蛹藁先生はその場から消え去った。

胃蘇仁

今一瞬走馬灯が見えなかった?

蛹藁先生

いや、宇宙に出て地球に帰ってきたんだ

胃蘇仁

カ ミ ワ ザ!!

海老酢

ここは…どこなんですか?

蟹太郎

なんか…密室の中にいますね

蛹藁先生

今私たちはアメリカの公衆電話の目の前にいる

海老酢

なんでそんなピンポイントに座標を合わせたのですか…

蛹藁先生

さぁ、目の前の電話に1000円札を入れて080-****-****に電話するのだ

蟹太郎

なんでアメリカに飛んだのに日本の国際電話番号なんだ

海老酢

というか1000円札って高くないですか!?

蟹太郎

分給10万でしょこの依頼

 海老酢は1000円札を入れて電話した。

胃蘇仁

タメライモナカッタネ

蛹藁先生

(分給10万円じゃないんだけどなぁ…まぁ彼らが勝手に自己破産するだけだし問題ないか…)

その小説は意味を成さない

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