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菊
アルフレッド
放課後の教室、静かに本を閉じながら菊は穏やかに言った
菊は小学生の頃仲良くなって今は俺の友達で相談相手
静かで、落ち着いていて、ミステリアスな小柄な子だ
菊
アルフレッド
10年前
あるふれっど
ここはどこだろう
入学式の日、学校が広くてはしゃいでいたら迷子になってしまった
迷子なんて、HEROでも難易度が高すぎるんだぞ、
迷子ってことはバレたくないし、これ以上歩いても余計迷うだけだからどこか分からない場所でこっそり泣いていた
あーさー
低くて、不機嫌そうな声
顔をあげると、金髪のグリーンの目をした自分と同じぐらいの少年がたっていた
眉毛が珍しくて、ちょっとヤンチャしてそうな感じ
あるふれっど
あーさー
あーさー
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あーさー
差し出されたのは紺色のハンカチ
橋に小さく王冠の刺繍が入っている
あーさー
あるふれっど
あーさー
と言ってるくせに、目がうるうるしている
あるふれっど
あーさー
あーさー
そう言いながら、彼は俺の隣に座った
何も言わない
ただ、いなくならなかった
その沈黙が暖かかった
あーさー
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あーさー
きく
あるふれっど
きく
きく
きく
あるふれっど
あーさー
あるふれっど
あーさー
その日から俺はずっと隣にいた
給食の時間も、帰り道も、宿題も
気づいたら、笑っていた
泣かなくなっていた
あるふれっど
あーさー
振り向いた時の少しだけ柔らかい顔
胸がキュッとした
HEROなのに
走るのは得意なのに
この気持ちだけは制御不能だった
あるふれっど
それが初恋だった
そして今も─────
まだ終わっていない
菊
アルフレッド
菊
アルフレッド
菊
アルフレッド
菊
コメント
2件
なにエモいのなんて書いちゃってっ