/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
馬車の中。
ゆきな。
外の空気気持ちいねﾆｺ
あかり。
そうだね。
ゆきな。
静かすぎるね。
あかり。
それがいいんだよ。
あかり。
静かな方が気持ちも楽になる。
ゆきな。
そうだね。
メイド。
お嬢様もう少しで着きます。
あかり。
わかったわ。
メイド。
お嬢様着きました。
ゆきな。
メイド。さんありがとうございますﾆｺ
あかり。
メイド。ありがとうﾆｺ
メイド。
いえいえﾆｺ
メイド。
ゆっくりしてください。
メイド。
私は近くにいますのでﾆｺ
ゆきな。
は〜いﾆｺ
あかり。
わかったわ。
さゆり。
•*¨*•.¸¸♬︎
ゆきな。
歌声きこえない？
あかり。
たしかに。
あかり。
でもどこから？
ゆきな。
あそこに人がいるからあの人じゃない？
ゆきな。
近づかない？
あかり。
メイド。呼ぶわ。
ゆきな。
わかったﾆｺ
あかり。
メイド。
メイド。
はいﾆｺ
メイド。
どうされましたか？
あかり。
一緒に着いてきて欲しいの。
ゆきな。
だめですか？
メイド。
大丈夫ですよﾆｺ
メイド。
(あかり。お嬢様お可愛い///)
メイド。
(ゆきな。お嬢様もかわいい/////)
さゆり。
•*¨*•.¸¸♬︎
ゆきな。
ねぇねぇ〜
あかり。
なんの歌歌ってるの？
メイド。
(誰かに似てるような。)
さゆり。
???
さゆり。
あなたたち誰？
ゆきな。
私はゆきな。
あかり。
私はあかり。
さゆり。
私はさゆり。
さゆり。
よろしくねﾆｺ
ゆきな。
さゆり。よろしくねﾆｺ
あかり。
よろしくねﾆｺ
あかり。
で、こっちが
メイド。
あかり。お嬢様のメイド。です。
メイド。
よろしくお願いしますﾆｺ
さゆり。
よろしくﾆｺ
メイド。
(さゆり。どこかで…)
さゆり。
あかり。達はいつもここに？
ゆきな。
う〜ん。
ゆきな。
たまにかな〜
あかり。
私は静かな方が好きだから基本的に来るようにしてる。
さゆり。
そうかﾆｺ
メイド。
さゆり。様は私達とどこかでお会いしましたか？
さゆり。
ふふ。
さゆり。
どうでしょか〜
ゆきな。
メイド。さんどうしてそんな質問を？
あかり。
……｡
メイド。
いえ、どこかであったような気がしたのでﾆｺ
さゆり。
そうﾆｺ
あかり。
さゆり。
さゆり。
ん？
メイド。
あかり。お嬢様？
ゆきな。
あかり。？
あかり。
なんで私達の前から消えたの？
あかり。
さゆり。
さゆり。
……｡
さゆり。
あかり。は私の事覚えてたんだねﾆｺ
あかり。
とぼけないで…
ゆきな。
あかり。どうしたんだよ。
メイド。
あかり。お嬢様？
さゆり。
あかり。
さゆり。
私はね━━━━になったの。(あかり。にしか聴こえない。)
あかり。
え、何言って…
さゆり。
だからね
さゆり。
会えなかったの。
メイド。
あかり。お嬢様大丈夫ですか？！
ゆきな。
あかり。？！
あかり。
さゆり。あなた…
さゆり。
ごめんね。
さゆり。
さよなら。
ゆきな。
あかり。大丈夫？
メイド。
あかり。お嬢様！
あかり。
だ、大丈夫。
あかり。
少しふらついただけ。
あかり。
メイド。家に帰りましょう。
メイド。
か、かしこまりました。
ゆきな。
あかり。
あかり。
大丈夫だよ。
あかり。
(きっと嘘だ。
あかり。
さゆり。が━━━になるなんって。)
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
