雪男さんの恋物語

俺の世界はずっと真っ暗だと思ってた

アイツがくるまでは

アイツが来てから俺の世界は変わった

真っ暗な世界から手を差し伸べられるように

涼にぃです！ ちょっと長めのお話です そしてちょっと最初の方が重めなので 苦手な方はBack！

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ(目覚まし音)

俺は聴覚障害を持っている

目覚ましなんてかけても音が 聞こえないからバイブで判断してる

物心ついた時から俺は朝を嫌い 明日を嫌っていた

それと同時に 性格がねじ曲がってしまった

コンコン

[ ]＝携帯or紙に書いた文字

こいつはふっか 俺の6つ上だったかな？

こうして俺の朝が始まってしまう

ふっか会話する時は基本携帯に打ち込む でもたまに重要なことは口で伝える

数分後

ガチャ

康二は目が見えないから ふっかと同じ方法ではなくG○gle翻訳の音読？機能に頼ってる

逆に康二の返事を知りたい時は 紙に書いてもらうか口の形を見ている

ガチャ

俺が楽しいと思うのは この3人で居る時ともうひとつの時

それは後々話すらしいけど 3人でいると心から楽しめてる気がする

社会に出ると聞こえたくないものばかり聞こえてくる 偏見、差別、嫌味

聞こえはしないけど何となく 表情や口の形でわかる この時だけ耳が聞こえなくて良かったと思う

ずっとこの3人でいたいな… なんてな笑

ジャニーズとは(ここの中で)

照達が居た孤児院 創業者？だかの名前が少し使われてるらしい 目黒はジャニーズの先生で、ふっかの元後輩 今でも2人は連絡をとっていて 目黒と康二は仲がいい？

その後康二からめちゃくちゃ感謝された

康二の学校は、障害というハンデのある子が少し多く だけど完全な盲学校では無いのが特徴

確か割合が6:4って言ったっけ？ 目の見える子はここでサポートに入ったり 接し方を学んで福祉系の職に就く子がほとんど

だからかいじめとかも聞いたことないし、 本人も「全然そんなことないで！みんなやさしいで？」 と言っている

康二は上手く嘘がつけないからほんとだと思う

数時間後 俺はジャニーズに向かった

ジャニーズは周りと比べ少し大きい建物だ ここに来る子供が多くいる為だからかだと思う

職員室に行こうとしたら先に先生に見つかった

この人は目黒先生 めっちゃイケメンで高身長 モデル並みにスタイルがよく 孤児院の先生だとは誰も思わないと思う

ここの先生の中で1番心が熱いと思う 初めは俺も苦手意識があったがその熱量に負け(？) 仲良くなった

研修の人は「さくま」と言うらしい

思った数倍明るく 少し前までの康二を見ている気分になった

そういえば佐久間さん普通に喋ってるよね… 目黒先生、説明した？

続く！

♡×200