TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
君がくれた宝物

一覧ページ

「君がくれた宝物」のメインビジュアル

君がくれた宝物

1 - 君がくれた宝物

♥

9

2019年06月11日

シェアするシェアする
報告する

悠菜と霖夢の個人LINE

霖夢

悠菜

悠菜

んー?

霖夢

話がある

悠菜

何ー?笑

悠菜

\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/

霖夢

あのさ、

霖夢

俺ら付き合ってるじゃん

悠菜

うん

霖夢

別れよう

悠菜

え、、?

霖夢

別れて欲しい

霖夢

別れてください

悠菜

なんで?
どしたの、急に

霖夢

いいから別れよ

悠菜

ま、まって

霖夢

ごめん

霖夢

さよなら

悠菜

嫌だ!

悠菜

私なんかした?

悠菜

したなら謝るからはっきり言ってよ

霖夢

今までありがとう

悠菜

な、なんで?

悠菜の親友、杏璃との個人LINE

悠菜

杏璃

杏璃

ん?

悠菜

助けて

杏璃

何かあったん?

悠菜

うん

杏璃

話聞くよー

悠菜

そんなんじゃもう遅い

杏璃

どうゆうこと?

悠菜

霖夢に別れてって

悠菜

言われた

杏璃

あらら

悠菜

私、なんかした?

杏璃

悠菜が気づいてないだけでなんかしてるんじゃない?

悠菜

んー

杏璃

心当たりある?

悠菜

ない

杏璃

ないの?

悠菜

ない

杏璃

そうなると

杏璃

何か秘密があるのかも

杏璃

聞いてみなよ

悠菜

わかった

悠菜

ありがとう

杏璃

いえいえ

杏璃

検討を祈る

何も変わらない日が続いた。 私と霖夢はあの日以来話していない

……

何日か霖夢が学校に来ない日が続いた

数日後

悠菜

私の靴箱には一通の手紙が……

霖夢からだった

霖夢

悠菜へ…
悠菜がこの手紙を読んでいるという事は俺はもうこの世にはいないよね。
あんないい方してごめんね、
ほんとはもっと悠菜といたかった。
でも俺が思うより現実は甘くないから無理だったよ

悠菜

どうゆうこと

霖夢

悠菜、大好きだったよ。
今も大好き。
ずっとずっと好きだった。
一緒にいられると思ってた。
でも無理だったよ。
悠菜に逢いたいなぁ、
俺は去年の夏ぐらいから病気なんだ。
去年の時点で来年の春まで生きられるか分からないとまでいわれてたんだ。
悠菜と最後まで笑っていたかったから言わなかった。

霖夢

ほんとにごめん

悠菜

う……そだよね…?

悠菜

ま、まさかあんなに元気だった霖夢がいなくなるなんて

悠菜

そ、そんな事

霖夢

悠菜が大好きだったから言えなかった。
悠菜が傷つくとこを見たくなかった。
いつも元気で天然で可愛くて誰よりも大好きな人にこんな残酷な事言いたくなかった

霖夢

今までありがとう

霖夢

天国からみてるよ

霖夢

愛してる

霖夢

さよなら

悠菜

あ、あ、

悠菜

はぁ、

悠菜

ぁぁあーんはぁー、

私は泣き叫んだ。

2週間後

悠菜

おはよう

杏璃

おはよ

悠菜

もう2週間もたったんだね

杏璃

そーだね

杏璃

今更だけど悠菜は霖夢が大好きだったんだね

悠菜

うん

悠菜

大好きだったよ

悠菜

だから霖夢の分も私が生きるんだ

杏璃

うん!

杏璃

そうしなよ

杏璃

霖夢もきっと見てるからさ

悠菜

そう……だね!

悠菜

頑張るよ

悠菜

杏璃ありがとう

杏璃

いえいえ

杏璃

ケジメがついて偉い偉い

悠菜

ふふっ!

杏璃

あら。可愛い

悠菜

んふふ

私は心の中でそっと呟いた。

悠菜

霖夢今までありがとう
短い間だったけど大好きだったよ

悠菜

私、霖夢の分も生きるから見ててね

悠菜

私も愛してるよ

この作品はいかがでしたか?

9

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚