藤澤side
さっきの言葉がずっと忘れられない。
それを少しでも和らげるために
僕はまたリスカをする
シュ
ザク
ザク
ポタ
ポタ
前までは痛かったけど今はななんともない。
それにもう腕に傷がいっぱい。
次は脚かな
その時ドアが開く音がした
ガチャ
若 井 .
どうしよ
こんな姿見たくないよね
とりあえず隠す?
いやもう遅いよね、笑
若 井 .
あー、嫌われるのかな
まぁ別に嫌われてもいいんだけどね
若井side
涼ちゃんはどこいったんだろう。
とりあえずトイレ行こうかな。
ん?
なんか音がする?
僕は恐る恐るドアを開けた。
するとそこには腕が傷まみれの涼ちゃんがいた
おかしい
前までの涼ちゃんとは違う
僕の知らない涼ちゃんだ
咄嗟に
若 井 .
と言ってしまった
涼ちゃんは焦る様な顔をしていた
まさかリスカをしてるとは思っていなかった。
若 井 .
つい言っちゃった
涼ちゃんは僕に訴えかけるような目で見てきた
なに?
助けて欲しいの?
とりあえず元貴を呼ぶべきか?
で俺はつい口を滑らせて
若 井 .
若 井 .
と言ってしまった
涼ちゃんは今にも泣きそうな顔をしていた
藤澤side
若 井 .
若 井 .
え?
まさか若井まで言ってくるの?
何僕は〇ねってこと?
泣くな。
我慢しろ。
何十年居たメンバーからこんな言葉がでるとは思わなかった
僕はショック。
だからこれを機にメンバーとは喋るのは控えようと思う。
なんなら嫌われようかな、笑
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