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𝐆𝐞𝐚𝐭𝐬 IX
朝の空気が少しひんやりしていて、 旅行の始まりって感じがした。 星奈ちゃんがぱっと笑って、
浅薙星奈(あさなぎせな)
その瞬間、 みんなの、
星奈ちゃん以外
が重なって、 賑やかな旅行が始まった。
朝早く出発したはずなのに、集合した瞬間からもうにぎやかだった。
アラタさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
マキちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃんは窓側の席を確保しながら、
ハカちゃん
ユウマくん
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
黒神ミレイ
ナギさん
ハルトさんはちょっと笑ってる。 途中のサービスエリアでは、 みんなでご当地ソフトクリーム見つけて 盛り上がる。
マキちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙晃誠
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナナセさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ってコウくんまで乱入して、 結局全員でぎゅうぎゅうの写真になる。 そのあと移動中は――
最初は元気だったマキちゃんが寝落ち。 ハカちゃんも静かになって、 窓にもたれてうとうと。 ミレイさんはイヤホンしながら 景色眺めてる。
みんなが少しだけ外を見る。 だんだん旅館のある街が近づいてきて―― 遠くに見えた景色に、 星奈ちゃんが目を輝かせた。
浅薙星奈(あさなぎせな)
マキちゃん
黒神ミレイ
マキちゃん
ハカちゃん
そう言いながらも、半分寝ぼけたまま星奈ちゃんの肩にこてんって寄りかかる。 星奈ちゃんがびっくりして固まる。
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
マキちゃん
でも二人とも離れない。 むしろぎゅっと星奈ちゃんの 服を掴んでる。
車内がまた笑い声でいっぱいになる。 その前ではハルトさんが、
ハルトさん
って落ち着いた声で言う。
ナギさん
って言うけど、誰も聞いてない。
黒神ミレイ
ユウマくん
ってユウマくんがツッコんだ瞬間―― 車がゆっくり旅館の入口へ入っていった。
旅館に着いた瞬間、みんなちょっとテンション上がってた。
黒神ミレイ
ハルトさん
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
星奈ちゃんがキラキラした目で旅館のロビーを見回すと、ミレイさんも
黒神ミレイ
ってはしゃいでる。
でもそこで、旅館の人が 申し訳なさそうに頭を下げた。
旅館の人
全員
ナギさん
そして自然と―― 男子部屋 ユウマくん、ハルトさん、ナギさん、 コウくん、アラタさん
女子部屋 星奈ちゃん、ハカちゃん、マキちゃん、ミレイさん、 メグリさん、ナナセさん、リカさん
に分かれることになった。 女子部屋。 入った瞬間から空気が完全に“女子会”。
女子部屋。 入った瞬間から空気が完全に“女子会”。
ナナセさん
三途川メグリ
マキちゃん
黒神ミレイ
黒神ミレイ
リカさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
リカさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
みんな大爆笑。
旅館の大広間――。
真ん中 星奈ちゃん 右隣 ユウマくん 左隣 ハカちゃん
片側 ハカちゃん — 星奈ちゃん — ユウマくん 向かい側 マキちゃん — ミレイさん — コウくん
ハルトさん — ナギさん — アラタさん 向かい側に ナナセさん — メグリさん — リカさん
中居さん
仲居さんが次々と料理を運んでくると、テーブルの上が一気に豪華になっていく。 湯気の立つ鍋、刺身、天ぷら、小鉢、炊き込みご飯――。
浅薙星奈(あさなぎせな)
マキちゃん
ハカちゃん
ユウマくん
黒神ミレイ
ナナセさん
ナナセさんが机に突っ伏す。 ハルトさんは苦笑しながら、
ハルトさん
と呟き、ナギさんも
ナギさん
と冷静に予想。
その瞬間―― ぱくっ。 「あ。」
リカさんが、こっそり天ぷらを食べていた。
黒神ミレイ
リカさん
アラタさん
ナギさんとハルトさん
マキちゃん
ハカちゃん
黒神ミレイ
ミレイさんが大慌て。 その騒がしい空気に、 旅館の仲居さんまでくすっと笑っていた。
浅薙晃誠
浅薙晃誠
マキちゃん
マキちゃん
その横で星奈ちゃんは小鍋に 夢中になっていて、 熱そうにふーふーしている。
ユウマくん
ユウマくんが言った瞬間、
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
するとハカちゃんが横から、
ハカちゃん
と勢いよく割り込んできて、 マキちゃんまで、
マキちゃん
と参戦。 結果、星奈ちゃんの前にだけ“冷まし待ちの料理”がどんどん並んでいってしまう。
浅薙星奈(あさなぎせな)
その一言で、またみんなが笑った。
リカさん
マキちゃん
ハカちゃん
黒神ミレイ
リカさん
黒神ミレイ
さらにリカさんは次の茶碗蒸しにも視線を向ける。
リカさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
今度は星奈ちゃんが慌てて両手で 器を抱え込んだ。 みんながどっと笑う中、ユウマくんが呆れたようにため息をつく。
ユウマくん
浅薙晃誠
その言葉に、少し騒がしかった 空気がふわっと和らいだ。 外では静かな夜風が吹いているのに、部屋の中だけはずっと賑やかで温かかった。
食事を終えて旅館の部屋に戻ると、みんな一気に「ふぅ〜…」ってくつろぎモードになっていた。
マキちゃん
マキちゃんが畳にごろんと寝転がると、 ハカちゃんもその隣にぽすっと座る。 その時、ミレイさんがぱんっと 手を叩いた。
黒神ミレイ
リカさん
ナナセさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
三途川メグリ
浅薙星奈(あさなぎせな)
リカさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浴衣とタオルを持って、みんなで温泉へ向かう廊下。 旅館らしい静かな雰囲気に、 カランコロンって下駄の音が響いていた。 女子組が暖簾の前まで来たところで、ミレイさんがくるっと振り返る。
黒神ミレイ
黒神ミレイ
黒神ミレイ
ユウマくん
リカさん
ユウマくん
ハルトさん
黒神ミレイ
浅薙晃誠
マキちゃん
マキちゃん
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
露天風呂の方からは、 夜風が少し入ってきて気持ちいい。 星奈ちゃんもゆっくり お湯に浸かりながら、
リカさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
リカさん
ハカちゃん
黒神ミレイ
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
リカさん
リカさんまで笑いながら言うので、星奈ちゃんは慌ててタオルを抱える。
浅薙星奈(あさなぎせな)
露天風呂の仕切りの向こう側、男子風呂。 しーん。
ナギさん
アラタさんは咳払いしながら天井を見る。 ユウマくんは硬直。
ユウマくん
ハルトさん
ユウマくん
と小声で抗議。 その瞬間、向こう側からミレイさんの声。
黒神ミレイ
ユウマくん
ユウマくんの即答が温泉中に響いて、女子側がまた笑い出す。 星奈ちゃんは恥ずかしさで 顔を隠しながら、
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙晃誠
ユウマくん
浅薙晃誠
アラタさん
浅薙晃誠
ユウマくん
ハカちゃん
ナナセさんとメグリさん
星奈ちゃんは嫌な予感しかしない。 その直後、壁の向こうから コウくんの笑い声。
浅薙晃誠
ユウマくん
女子側、大爆笑。 星奈ちゃんは恥ずかしさで顔を覆いながら、
浅薙星奈(あさなぎせな)
って叫ぶのだった。
マキちゃん
ハカちゃん
とふにゃっとしている。 星奈ちゃんも髪を乾かしながら、まださっきの話を思い出しているのか顔が赤い。
浅薙星奈(あさなぎせな)
黒神ミレイ
温泉から上がって少しして、みんなそれぞれ浴衣に着替えて部屋へ戻ってくる。 廊下には、ふわっとシャンプーの香りと温泉上がりのあったかい空気。 先に戻ってきた女子組の中で、星奈ちゃんは淡い色の浴衣を着ていた。
マキちゃん
ハカちゃん
ハカちゃんもにこっと笑う。 帯を整えていたミレイさんも、
黒神ミレイ
ナナセさんとメグリさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくんが髪をわしゃわしゃ拭きながら出てくると、女子組と目が合う。 一瞬、沈黙。
星奈ちゃんが不思議そうに首を傾げると、ユウマくんは視線を逸らして、
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
星奈ちゃんの顔がみるみる赤くなる。 その横でコウくんが
浅薙晃誠
アラタさん
ユウマくん
するとマキちゃんが星奈ちゃんの腕をぶんぶん振りながら、
マキちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
女子組は盛り上がり、男子組はニヤニヤ。 その中心で、星奈ちゃんとユウマくんだけが真っ赤になっていた。
浅薙晃誠
女子部屋に入ると、 すぐにまた女子会が始まる。
ナナセさん
三途川メグリ
浅薙星奈(あさなぎせな)
黒神ミレイ
浅薙星奈(あさなぎせな)
リカさん
ナナセさんとメグリさん
女子部屋、大盛り上がり。 一方その頃、男子部屋では――
浅薙晃誠
ユウマくん
ユウマくんは布団に倒れ込みながら 顔を隠す。 アラタさんは笑いながら、
アラタさん
ユウマくん
ユウマくん以外(男子)
ユウマくん
浅薙晃誠
ナギさん
浅薙晃誠
アラタさん
浅薙晃誠
浅薙晃誠
ハルトさん
ナギさん
ナギさん
ユウマくん
浅薙晃誠
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