遥
お姉ちゃん…泣
寒いよぉ〜…泣
寒いよぉ〜…泣
琴音
仕方ないでしょ…
あの糞爺と
クソババァのせいで
家なくなったんだから…
あの糞爺と
クソババァのせいで
家なくなったんだから…
子分
頭、なんか居ますよ?
ラウ
あ?
琴音
なんのようですか…
遥
怖いよぉ…泣
ラウ
お前ら家ねぇのか?
琴音
…………
ガタガタ…
ガタガタ…
遥
ガクガク
遥
🥵
ラウ
その子、熱出てるぞ。
琴音
え…本当だ…
ラウ
俺の家に来い。
琴音
え…でも…
ラウ
冷え死にたくなければ
早く着いてくるんだな。
早く着いてくるんだな。
琴音
はい。
ラウ
多分お前も熱出てるぞ。
琴音
あっ…本当だ…
ラウ
親に捨てられたのか?
琴音
はい。
ラウ
そうか…俺もわかるよ…
琴音
え…?
ラウ
俺もそうだったから。
琴音
そうなんですか…
ラウ
ごめんな🙏
琴音
いえいえ。
ラウ
にしても
路地裏か…
これでも着とけ。
路地裏か…
これでも着とけ。
琴音
でもあなたが…
ラウ
俺より体が小さい。
その子だって、
冷えきって死んでしまう
可能性だってあるんだ…
俺の姉貴はそれで
死んだんだ。
俺を冷え死にしないように
姉貴は守ってくれた
それで姉貴は雨の中でも
俺を守って…体が冷えて
死んでしまった…
その子だって、
冷えきって死んでしまう
可能性だってあるんだ…
俺の姉貴はそれで
死んだんだ。
俺を冷え死にしないように
姉貴は守ってくれた
それで姉貴は雨の中でも
俺を守って…体が冷えて
死んでしまった…
琴音
そんな…事が…
ラウ
もう…大切な人を
失いたくないんだ…
だから通りがかった瞬間に
俺は話しかけた。
人を守りたかった。
失いたくないんだ…
だから通りがかった瞬間に
俺は話しかけた。
人を守りたかった。
子分
それで頭はめっちゃ
優しいんすよ?
優しいんすよ?
子分
子猫が木から降りれなく
なった時も降ろしてあげたり
年配者の方も助けるんすよ?
なった時も降ろしてあげたり
年配者の方も助けるんすよ?
ラウ
余計なこと言うな笑笑
琴音
面白い方なんですね笑笑
ラウ
頼もしいよ笑笑
子分
あざす!!
ラウ
(爆笑)
子分
頭、着きました。
ラウ
入って。
琴音
ありがとうございます。
ラウ
飯作っとくから、
風呂案内して。
風呂案内して。
子分
はい!
ラウ
小さい子は俺が看病しとくから
子分
はい。
ラウ
大丈夫?
遥
暑い…
ラウ
そうか…辛いなぁ…
頭ナデナデ
頭ナデナデ
遥
ハァハァ…
ラウ
冷えピタ貼るね。
遥
冷たい…
ラウ
ごめんね。
遥
お兄さん優しいね。
ラウ
そうかなぁ😊
子分
案内して来ました。
ラウ
お熱がひいたら
お姉ちゃんと一緒に
お風呂入れるよ。
お姉ちゃんと一緒に
お風呂入れるよ。
遥
頑張って治す!!
ラウ
よし😊
ほらお粥。
フーフー
はい、あ〜ん
ほらお粥。
フーフー
はい、あ〜ん
遥
あ〜
パクッ
美味しい!!
パクッ
美味しい!!
ラウ
そっか😊
遥
体…ぽっかぽか…
ラウ
生姜入れて良かった。
遥
眠い…
( ˘ω˘ )Zzz
( ˘ω˘ )Zzz
ラウ
おやすみ😊
寝室に運んでおくね。
寝室に運んでおくね。
子分
はい。
あの方にも
お伝えしときます。
あの方にも
お伝えしときます。
ラウ
ありがとう😊
琴音
ありがとうございます。
ラウ
あ〜お粥も食べてくれたよ。
琴音
私にとって
1番大切な家族なんです。
1番大切な家族なんです。
ラウ
なら俺が家族になってやる。
琴音
え?
ラウ
今日から君達の家。
ラウ
名前は?
琴音
私は琴音です。
妹は遥です。
妹は遥です。
ラウ
この家は俺と子分と
2人、のだから。
此処に帰って来て
いいんだよ?
2人、のだから。
此処に帰って来て
いいんだよ?
琴音
ありがとうございます!!
ラウ
😊
ラウ
もう安心していいんだよ。
琴音
ありがとうございます😭
子分
優しいしかっこいい。
遥
🤤
ラウ
寝顔可愛いなぁ…😊
ラウ
遥…君も
安心して
此処に居ていいからね。
安心して
此処に居ていいからね。
遥
🤤
ラウ
😊
琴音
😊
子分
😊