ー現在ー
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
中也
太宰
太宰
ー仕事後ー
太宰
太宰
中也
中也
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
中也
中也
あれから十年近くが経った 俺たちの齢は二十二だ
今日とて太宰は終始 仕事になんざ興味ない ような顔だった
見計らったように わざとらしく云った
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
あの時のすべての出来事を 今なら思い出話にしてやれる
普通ならいろんなことを思い出して 懐かしいな とでも云うのだろうか
思い出したくないようで 思い出したい過去のことを 口にするのに勇気がいた 怖くて
人殺しが 過去を語るのが怖いなんて 笑える
中也
太宰
でもこの人間相手には すべてのことが怖かった
中也
太宰
中也
中也
中也
太宰
中也
中也
人間なんざ相手にしていないような目で 虫を眺める太宰が不気味だった
怖かった 儚かった もうよく分からなかった
中也
中也
中也
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
中也
中也
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
中也
太宰
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
中也
中也
中也
太宰
中也
太宰
太宰
太宰
太宰が怖かった
否、太宰から 嫌われるのが怖かった
太宰
太宰
太宰
太宰
きっとお互いそうだ 年月に任せて 思い出のように振り返ることしかできない
俺はずっと 太宰が好きだった そういうことになる
太宰
太宰
中也 実はもう一つだけ 君に隠し事があって
君が手を振りかざした時 タイミングを合わせて 自分で落ちたんだ 中也が落としたふうに見せかけて
私の隠し事は このふたつ
太宰
太宰
でもこれは 死ぬまでの秘密
太宰
太宰
コメント
1件
マジで神すぎる