「大好きな君のために今日も僕は命を削る。」
あてんしょん! 下手。 ゾムさんが軍に入る前のお話。 死ねた
メイン→ゾム サブ→ロボロ 少し→コネシマ
僕は君を救う気でいた。
けど、本当は、救えていなかった。
そして、 救えていないくせに僕は君を傷つけてしまっていたんだね。
ロボロ、君は僕を許してくれますか?
僕は死ぬはずだった。
3年前に。
でも、貴方が僕のために命を削ってまで僕を救おうとしてくれた。
僕のせいであなたを傷つけてしまった。
こんな僕をゾムは許してくれますか?
ゾム視点
僕は生まれたときから人や物の時を戻すことができた。
けど、まだ子供だったから一日前までしか戻せなかった。
そして、この能力は自分の命を 少しずつ削ることで使うことができた。
僕はこの能力を使うことはほとんどなかった。
あの時までは。
僕が能力を使うようにしたきっかけは君だった。
君がある日事故にあってしまった。
僕は君が大好きだった。
だから、少しでも君といたかった。
そのために僕は能力を使って一日前に戻した。
もしかしたら、君を救えるんじゃないかって。
そう思って。
でも、君は一日後に必ず死んでしまっていた。
事故にあったところに行かなくても上から物が落ちてきて即死。
自転車にひかれて即死。
中には絶対に倒れてこないはずの棚が壁から無理やり 破れたような形で君に倒れ、君は即死した。
それでも、僕は能力を使った。
君を救えなくても、君といられる時間は増えたから。
そして、3年がたった。
正直僕の体は限界に近った。
そりゃそうだろう。毎日使っているのだから。
でも、君には気づかれないよう無理して笑顔を作った。
果たして君は気づいていたのだろうか。
僕はおかしな気持ちだった。
なんだか、死んだような気がした。
けど、目を開けたら君がいて、生きていた。
そんな日が毎日続いた。
そしたらある日、前の日の記憶が残るようになってきた。
たしかに僕は死んでいた。
きっと、君が僕を生かしていたんだろう。
僕が目を開けると安心そうにニパッって笑う君がいつも居て。
でも、僕は知っていたよ。
僕のせいで君が命を削っていることを。
僕はついに能力を使うことができなくなってしまった。
どうしようか、そう思っていたらきっと顔に 出てしまっていたんだろう。
君が心配そうに大丈夫?と声をかけてきた。
…大丈夫ではない。
でも、君を心配させないため、 笑って大丈夫やで。といった。
僕は君に大丈夫か声をかけた。
大丈夫。と言われた。
そんなはずはない。
綺麗な瞳の奥が揺らいでいる。
きっと、能力が使えなくなっているんだろう。
それだったら、
そう思い、僕は決心し、君に話をした。
僕はビックリした。
同時に罪悪感が生まれた。
僕は君に必死で謝った。
ごめん。ごめん。
君は気づいていたんだね。
ぼくのことを思って言わなったんだよね。
ありがとう。
君は僕に対してたくさん謝ってきた。
全然気にしてない。むしろ、感謝している。
君は僕にもう、使えないんだ。と泣きながら訴えてきた
僕は死ぬ覚悟はできていた。
なにせ、3年前に死ぬ存在なのだから。
拝啓 大好きな君へ あなたが死んでしまってから2年が経ちました。 今僕はW軍にて幹部をしています。 君が生きていたら君と入れたのでしょうか。 今、僕は幸せです。 その幸せの中に君がいないことがすごく悔しいです。 あの時は本当にごめん。 でも、そんな僕を許してくれてありがとう。 これからも見守っててください。 ゾムより。
ゾム
コネシマ
ゾム
僕は本当に幸せです。
この幸せを少しでも君に分けられたらいいな。
ロボロ。出会ってくれてありがとう。
Fin
内 容 伝 わ っ た か な ??
良 け れ ば ♡ お し て ね !!
コ メ ン ト も 待 っ て ま す 🤍
じ ゃ あ 、 お つ る あ
コメント
43件
あれ、まって、あれ?←(バカ)
あれ?目から鼻水が(((
あー、ほんと好き… これめっちゃ感動するやん、ありがとう〜(´;ω;`)