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棒
あ、どーも
棒
お久しぶりですね！
棒
えっと……前回の続きです
棒
大丈夫な方はどーぞ
(彰人、誰と喋っているの？)
冬弥？
俺は、青柳冬弥だぞ？
彰人(彰子)
(冬弥……なのか？本当に……？)
彰人(彰子)
ｯ……！
彰人(彰子)
(…違うって……分かってるのに…)
冬弥？
怪しんでいるな
彰人(彰子)
『当たり前だろ』
冬弥？
まぁ、そんな事よりも……
冬弥？
……ほら、
冬弥？
歌わないのか？
彰人(彰子)
(コイツが誰なのかは
分からないけど……歌わなきゃ……)
分からないけど……歌わなきゃ……)
彰人(彰子)
……ｯ
彰人(彰子)
『歌うに決まってんだろ』
ミク？
あ、彰人……！
彰人(彰子)
『…なんだよ』
ミク？
だ、誰と話しているの？
彰人(彰子)
『は？』
彰人(彰子)
『誰とって、そこに
冬弥みたいな奴居んだろ？』
冬弥みたいな奴居んだろ？』
ミク？
え？
冬弥？
彰人、そんな事気にしなくていいだろ？
冬弥？
早く歌の練習するぞ
彰人(彰子)
……？
彰人(彰子)
『あ、あぁ……そうだな』
ミク？
彰人……
冬弥？
……ﾆﾔ
彰人(彰子)
(まぁ、ミクの言ってる事が
本当だろうが嘘だろうが、俺は歌う)
本当だろうが嘘だろうが、俺は歌う)
彰人(彰子)
(そして)
(喉を潰して死んでやる)
彰人(彰子)
ｯ……?(あ、何で……)
彰人(彰子)
(いや違う、俺は……
救われたい、んだ……？)
救われたい、んだ……？)
彰人(彰子)
(冬弥が、俺を救うって……言ってｯ？)
彰人(彰子)
(ど、っち……？)
彰人(彰子)
(俺は…生きたいのか？死にたいのか…？)
冬弥？
彰人、思いっきり歌うぞ
彰人(彰子)
っ……
彰人(彰子)
あ”ぁ!!歌うぞ
(まぁ、死んでもいいか……)
ミク？
彰人！声を出したら……！
冬弥？
(本当に、、)
冬弥？
(馬鹿だなぁ……)
冬弥？
(死にたいなら死ねばいいのに)
冬弥？
(アイツらに惑わされやがって……)
冬弥？
(死にたいのに、死ねないなんて
可哀想だからな、俺が死なせてやるよ)
可哀想だからな、俺が死なせてやるよ)
冬弥？
──♪
彰人(彰子)
──！！
彰人(彰子)
(声出せてる、)
彰人(彰子)
(もっと、出せるよな)
彰人(彰子)
──！！！
冬弥？
──！
ミク？
あ、ぁ……どうしたら……
彰人(彰子)
(結構…上手くいった……)
冬弥？
……
彰人、やっぱり……ダメだな
彰人(彰子)
へ”っ……？
冬弥？
才能ないんじゃないのか？
冬弥？
こんな奴はきっと白石も
小豆沢も要らないと思っているぞ？
小豆沢も要らないと思っているぞ？
彰人(彰子)
え”っ”と……その”
彰人(彰子)
ご、ご”めん”な…さい”……
ミク？
彰人、目を覚まして……
冬弥？
謝って欲しいんじゃないんだ
彰人(彰子)
ﾋｭ…………ｯ
消えて欲しいんだ
冬弥？
お前も本当はそう思っているんだろ？
彰人(彰子)
い”つ”もの……冬”弥じ”ゃ……ない?ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
冬弥？
気を使っていたんだ
冬弥？
本当はずっと……こう思っていた
彰人(彰子)
で”……も”…救”うっ”て、、
ミク？
(彰人……ｯ)
冬弥？
(また余計な事を……)
冬弥？
誰が”彰人”なんかを救うんだ
彰人(彰子)
……ｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
冬弥？
……これで分かっただろ？
冬弥？
お前は必要ない、要らない、
消えてしまえばいいんだ
消えてしまえばいいんだ
彰人(彰子)
消”え”て……しま”えば…いい?
冬弥？
あぁ、だから早く死んでくれ
彰人(彰子)
ｹﾞﾎｺﾞﾎｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...
彰人(彰子)
ｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
彰人(彰子)
(そうだ、)
彰人(彰子)
(俺の本当の想いは消えたかったんだ)
彰人(彰子)
(救われるなんて、、
そんな事あるわけなかったんだ)
そんな事あるわけなかったんだ)
彰人(彰子)
(信じた俺が馬鹿だった)
彰人(彰子)
(あぁ、やっと……楽になれる)
冬弥？
……ﾆｺ
ミク？
彰人、どうしたの……？
ミク？
ねぇ、彰人……
彰人(彰子)
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ……
彰人(彰子)
……ﾎﾟﾁ
ミク？
彰人には……何が見えてたの？
ミク？
……何だか
ミク？
……嫌な予感がする
彰人(彰子)
……
彰人(彰子)
ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ
彰人(彰子)
(やっと……死ねる)
彰人(彰子)
(何で今までアイツらを
信じてきたんだろう……)
信じてきたんだろう……)
彰人(彰子)
(まっ……いっか)
彰人(彰子)
(柵に手を伸ばす)
彰人(彰子)
……ｯ
ガチャ
冬弥(わたあめ)
……ｯ彰人、、、?
彰人(彰子)
あ”ぁ、冬弥”か
冬弥(わたあめ)
なっ……彰人喋っても…大丈夫なの、か？
冬弥(わたあめ)
しかも、何故……柵に手を…
彰人(彰子)
ごめ”んな”、”冬弥”
彰人(彰子)
今ま”で”、気づ”かな”くて……ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
冬弥(わたあめ)
何をだ？と言いたいが……
冬弥(わたあめ)
まだ、喉が痛いんだろう……？
冬弥(わたあめ)
だから、無理に……はなs
ｶﾞｼｬﾝ(柵の外側に立つ)
彰人(彰子)
……ｯ
冬弥(わたあめ)
彰人……！？
冬弥(わたあめ)
な、何をしているんだ！
冬弥(わたあめ)
こっちに戻って……きてくれ！
冬弥(わたあめ)
俺は…彰人を救うと…言ったじゃないか!
冬弥(わたあめ)
だから……そんな事は、やめてくれ……
彰人(彰子)
……ｯ
彰人(彰子)
……ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
彰人(彰子)
(嗚呼……)
(冬弥の事信じたいなぁ……)
棒
ここまでです！
棒
次はバトエンですねー、
棒
その次はハピエンです！
棒
それでは、終わりましょ
棒
せーの、わんだほーい
棒
じゃ、さよならー！
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