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人は見かけによらない
今も残る昔からある言葉
実際には見かけ通りの人が多く
見た目と中身は比例すると言われているが
十人に一人の割合で
見た目と中身が違う人がいる
だらしなく見えて実はちゃんとしている
逆にちゃんとして見えて実はだらしない
優しく誠実に見えて実は結構冷たい
実際に話してみなければ
人の本質はわからないのかもしれない
先輩の安西ヒロタカは
少し変わった所はあったが
見た目は爽やかで端正な顔立ちをしていた
歌もうまく
ヒロタカの歌うミ〇チルはなかなかのもので
変わった所がなければ確実に女性にモテる要素を持っていた
しかし
その変わった所が災いしているのか
ヒロタカには女性の影などが全くなく
何年経っても独身のまま
アラ子
そんな疑問を抱いていた
ある時、後輩のリコちゃんの誕生日をお祝いすることになり
某焼き肉チェーン店を予約し
同期のトシヒコとヒロタカも誘うことになった
アラ子
アラ子
トシヒコ
安西ヒロタカ
リコちゃん
リコちゃんとヒロタカはこの日が初対面だったのだが
安西ヒロタカ
リコちゃん
紳士的なヒロタカの対応にリコちゃんは好感を持った様子だった
だが初対面からしばらくして
リコちゃんのスマホにヒロタカから連絡が入る
安西ヒロタカ
安西ヒロタカ
リコちゃん
安西ヒロタカ
リコちゃん
安西ヒロタカ
リコちゃん
リコちゃん
安西ヒロタカ
リコちゃん
安西ヒロタカ
リコちゃん
安西ヒロタカ
リコちゃん
アラ子
リコちゃん
アラ子
リコちゃん
アラ子
アラ子
リコちゃん
アラ子
リコちゃん
アラ子
リコちゃん
アラ子
リコちゃん
リコちゃん
ヒロタカの行動に私は驚きを隠せなかった
高校時代から今まで私にはそんな連絡をしてきたことはなく
今回も私にはそのような連絡をしていない
何故リコちゃんにだけそんな電話をしたのだろう?
その後ヒロタカからリコちゃんに連絡が来ることはなく
そんな連絡があったことも忘れた頃
ヒロタカと同期の松永とリコちゃんとの間でトラブルが発生 (※詳しくは第六話を参照)
リコちゃんは松永とのことを相談するため
ヒロタカにメッセージを送った
安西ヒロタカ
リコちゃん
リコちゃん
安西ヒロタカ
安西ヒロタカ
リコちゃん
リコちゃん
安西ヒロタカ
リコちゃん
安西ヒロタカ
リコちゃん
ヒロタカの態度にリコちゃんは困惑
その後、松永との一件は何とか落ち着いたのだが
かなり壮絶なバトルになった上に
ヒロタカにはかなり冷たい態度を取られ
リコちゃんは怒り心頭
しばらく怒りを露にしていたリコちゃんだったが
月日が経つにつれて徐々に怒りも落ち着き
平穏な日々に戻りつつあった
そんな時
ヒロタカからリコちゃんにメッセージが届く
安西ヒロタカ
安西ヒロタカ
リコちゃん
安西ヒロタカ
リコちゃん
安西ヒロタカ
安西ヒロタカ
リコちゃん
リコちゃんが相談の連絡をした時にはあんなに冷たかったのに
選挙のお願いの連絡の時は友好的な態度をしてくる
リコちゃん
リコちゃんはため息を漏らしつつ
私に報告の連絡をくれた
リコちゃん
リコちゃん
アラ子
リコちゃん
アラ子
リコちゃん
リコちゃん
リコちゃん
アラ子
リコちゃん
リコちゃん
アラ子
アラ子
アラ子
私は直ぐに安西さんにメッセージを送信
アラ子
アラ子
安西ヒロタカ
安西ヒロタカ
アラ子
アラ子
安西ヒロタカ
アラ子
安西ヒロタカ
アラ子
安西ヒロタカ
アラ子
アラ子
アラ子
安西ヒロタカ
安西ヒロタカ
適当にヒロタカに話を合わせたが
心の底ではヒロタカのことなど信じてはいなかった
アラ子
アラ子
アラ子
大きなため息が漏れた
その後、別の先輩とメッセージでやり取りをした際
ヒロタカの本性を知らされた
田部裕一
田部裕一
田部裕一
アラ子
田部裕一
田部裕一
アラ子
田部裕一
アラ子
田部裕一
ヒロタカと同期の先輩の何人かが酷い勧誘に遭い
中にはしつこい勧誘にかなり参ってしまったらしい
一番、驚いたのは
私には一切その手の連絡をしてきていないこと
しつこく勧誘するのもどうかと思うが
人を選んで連絡していることにも呆れてしまった
ヒロタカが何を信じようと自由だが
これからは他人を巻き込まないで欲しい
そう思った出来事だった